第14位:湘南ベルマーレ(勝ち点29)

攻撃力:★☆☆☆☆
守備力:★★★☆☆
選手の士気:★★★★☆
残留争い経験値:★★★★☆
勝負強さ:★★★★☆

リーグ戦残り試合(8試合)

  • 9月7日:横浜Fマリノス(A)
  • 9月10日:清水エスパルス(A)
  • 9月17日:浦和レッズ(H)
  • 10月1日:セレッソ大阪(A)
  • 10月8日:FC東京(A)
  • 10月12日:ヴィッセル神戸(A)
  • 10月29日:サガン鳥栖(H)
  • 11月5日:柏レイソル(A)

現在14位に位置する湘南ベルマーレも残留争いに巻き込まれているが、開幕から勝ち星がなかった時期から比べると比較的優位なポジションに位置しており、対戦相手からも戦いにくい相手として厄介な存在と化している。9月3日に行われた川崎フロンターレ戦でもアディショナルタイムの劇的弾による逆転勝利を収め、昨シーズン王者相手にシーズンダブルを記録した。

ここ一番での勝負強さが湘南ベルマーレには備わっており、山口智監督を筆頭にモチベーションはどこよりも高いと見ている。懸念点は今後の試合スケジュールだ。アウェイ戦が多く残されている点は無視できない。8試合中6試合がアウェイ戦と難しい戦いになるだろう。

アビスパ福岡 MF前寛之 写真:Getty Images

第15位:アビスパ福岡(勝ち点28)

攻撃力:★☆☆☆☆
守備力:★★☆☆☆
選手の士気:★★★☆☆
残留争い経験値:★★★☆☆
勝負強さ:★★★☆☆

リーグ戦残り試合(6試合)

  • 9月10日:横浜Fマリノス(A)
  • 9月17日:清水エスパルス(H)
  • 10月1日:ヴィッセル神戸(H)
  • 10月8日:北海道コンサドーレ札幌(A)
  • 10月29日:柏レイソル(H)
  • 11月5日:浦和レッズ(A)

カップ戦残り試合(3試合)

  • 9月7日:ヴァンフォーレ甲府(H)※天皇杯
  • 9月21日:サンフレッチェ広島(H)※ルヴァンカップ
  • 9月25日:サンフレッチェ広島(A)※ルヴァンカップ

昨2021シーズンの快進撃から一転、今シーズンはJ1残留確定ができないアビスパ福岡だが、残留争いを繰り広げるクラブの中で唯一、天皇杯・ルヴァンカップといった2つのカップ戦を残しているクラブである。カップ戦との両輪を回す難しさがアビスパ福岡が向き合わなければならない課題と言えるだろう。

また18クラブ中、最もゴール数が少なく、直近5試合で11失点と壊滅的な結果が続いており、この不安定さが続けば残留の可能性は徐々に狭まってくるかもしれない。


ガンバ大阪 FW食野亮太郎 写真:Getty Images