目次
風邪の予防になる?サウナの効果とは
風邪を予防するためのサウナの入り方

風邪の予防になる?サウナの効果とは

体調不良によって風邪をひいた時にサウナへ入るのは意味がないことがわかりましたが、実は風邪の予防には効果的だと言われています。健康な状態でサウナに入れば、今後風邪をひくリスクが低くなる可能性も。サウナの効果や理由についてチェックしましょう。

効果①:免疫力を高めて風邪を予防

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

風邪の予防になると言われている理由は、免疫力のアップです。継続的にサウナに入り、体内の温度を1〜2度上げたことによって、自然と免疫力が上がる効果が期待できます。

免疫力が下がった状態が続くと、体内にウイルスが入った場合にすぐ体調不良に陥ることも。免疫力を高めておくことで、体調が悪化するのを防げます。「最近、すぐに体調が悪くなる」と感じている方におすすめです。

健康な時に限られた効果

前述の通り、体調が悪い時に入るのは逆効果になる可能性が高いです。免疫力が上がる効果を期待できるのは、健康な時に限った話。体調がよく、健康であると確信が持てる時にサウナに入って、免疫力を高めていきましょう。

効果②:寝付きがよくなる

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo byClaudio_Scott、『暮らし〜の』より引用)

「寝付きがよくなる」という理由で、不眠気味の人たちからもサウナは人気を集めています。体をしっかりと温めた後、ゆっくりと体内の温度を下げることによって、スムーズに眠りに入れる効果を期待できるのがポイント。

良質な睡眠を取ることは、健康を保つために欠かせないことです。寝不足が続き、疲労が溜まると体調不良が起きやすくなると言われています。サウナに入って睡眠を改善することは、結果的に風邪の予防につながると考えられるでしょう。

効果③:ストレスが軽減される

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo by4993578、『暮らし〜の』より引用)

体をきちんと温めた後は、体だけでなく心もリフレッシュされると言われています。そのため、ストレスを軽減する効果も期待できるでしょう。ストレスは、万病の元と言われるほど心身によくない影響があると言われています。

ストレスが溜まることで体調を崩しやすくなり、風邪につながることも。ストレスが溜まりがちな時はサウナですっきりとした、心身ともに負担を感じない状態にしてみてはいかがでしょうか。

効果④:血流が改善される

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo byRainer_Maiores、『暮らし〜の』より引用)

体をじっくりと温めることは、血流の改善につながります。血流が滞ると、必要な栄養が体内に行き渡りにくくなると言われているため注意が必要。きちんと血流を改善すれば、摂取した栄養が行き渡って免疫力がつき、風邪の予防につながると考えられます。

指先や足先が冷えやすい人は血流が滞っている可能性があるため、サウナで体を温めるのがおすすめです。日頃から健康を意識して、サウナを活用していきましょう。

風邪を予防するためのサウナの入り方

体調不良をしっかりと予防するためには、サウナの入り方にこだわることも大切です。ここからは、事前にチェックしておきたい基本的な入り方についてご紹介します。ポイントを押さえて、健康体を維持していきましょう。

入り方①:水分を補給する

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo bycocoparisienne、『暮らし〜の』より引用)

まずは、水分を補給することが大切です。体が温まると汗をかき、水分とミネラルが流出していきます。そのまま放置しておくと脱水症状が起きやすくなるため、必ず事前に水分を取るようにしてください。ミネラル豊富な麦茶を飲むのもおすすめです。

入り方②:体を洗う

最初に体を洗うのは、最低限のマナーです。汗や汚れがついた状態で入ると、他の人に迷惑をかける可能性があります。ボディソープを使って体を洗いましょう。時間がある時は、頭も洗っておくのがおすすめです。

入り方③:5〜6分入る

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

あまりサウナに慣れていない時は、5〜6分ほど入るのがおすすめです。いきなり長時間入ろうとすると、体調不良の原因になります。慣れてきたら、10分程度入ってもよいでしょう。額に汗をかいたら、出るようにしてください。

入り方④:汗をシャワーで流す

汗をかいた後は、シャワーで流します。この後の水風呂に備えて、ぬるま湯を使うとよいでしょう。体が温まったところでいきなり水風呂に入ると刺激が強すぎるため、ぬるま湯でしっかり体を慣らしておくと安心です。

入り方⑤:水風呂に入る

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo byPublicDomainPictures、『暮らし〜の』より引用)

冷たい水風呂に入るのは、躊躇してしまうこともありますよね。少しずつ体に水をかけて、徐々に慣らすようにしてください。ゆっくりと入っていけば、次第に体が慣れていきます。もし、どうしても無理なら水風呂をスキップしても問題はありません。

入り方⑥:外気浴をする

多くの人気サウナ施設には、外気浴ができるスペースが設けられています。外気浴スペースに行って、ゆっくりと休憩をしましょう。何も考えず、のんびりすることでリラックスした状態になれるはず。外気浴を思う存分に楽しんでください。

入り方⑦:同じことを2〜3回繰り返す

風邪の時に入って大丈夫?サウナでの免疫力アップと病気の予防についてを解説!
(画像=Photo bymonika1607、『暮らし〜の』より引用)

体を温めて水風呂に入り、外気浴をする、という流れを2〜3回繰り返すと効果的です。何度か繰り返すことによって血流を改善し、身体中が温まるのを感じられるでしょう。疲れが溜まっている時や、寝付きが悪い時などに行ってみてはいかがでしょうか。