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業界別のやりがい
営業職に向いている人

業界別のやりがい

営業職のやりがいとは?つらいだけじゃない営業職の魅力を解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

営業職で得られるやりがいの具体的な内容は、自分が働く業界によっても異なります。主な業界における営業職のやりがいについて解説します。

不動産業界

住宅やマンションなどの売買を仲介する業務が、不動産業界における営業職の主な仕事です。売り手と買い手のそれぞれとやりとりし、お互いが納得する形で売買契約を成立させます。

高額な商材を取り扱うことになるため、高いインセンティブを期待できることが魅力です。多くの契約を成立させれば収入も大きくなり、やりがいにつながります。

顧客からの要望や相談を受けやすい点も不動産業界の特徴です。家づくりの要望や土地活用の相談などに適切な対応ができれば、相手に喜んでもらえるためやりがいを感じられるでしょう。

広告業界

広告業界の営業職は、主に企業の宣伝広告活動をサポートするために営業を行います。顧客が売上を伸ばしたい商材に対し、広告を使って世間に広くアピールできるように提案するのが仕事です。

自分が手掛けた広告が各メディアで大々的に公開され、大きな反響を呼ぶようなことがあれば、やりがいにつながるでしょう。広告が顧客に評価されれば、相手の反応からもやりがいを得られます。

大企業や有名人との接点が生まれやすいことも、広告業界の営業職として働くメリットの一つです。仕事を通して刺激的な出会いを期待できるため、やる気が継続しやすいかもしれません。

メーカー

メーカーとは、消費者にとって身近な『モノ』をつくる業種です。食品メーカー・自動車メーカー・化粧品メーカーなど、メーカーにはさまざまな種類があります。

メーカーの営業職は、自社の製品を顧客に売るのが主な仕事です。製品に関する深い知識を身につけ、魅力を存分にアピールできるというやりがいが持てます。

自社製品が顧客の課題解決に役立った際、顧客から直接感謝されることもやりがいにつながるでしょう。営業職として得られるさまざまなやりがいを感じやすい業界です。

人材派遣業界

人材派遣という無形商材を、採用に課題がある企業に提案する業種が人材派遣業です。人材派遣業界の営業職は、派遣労働者の面倒を見たり派遣先企業を探したりすることが主な仕事になります。

派遣労働者は仕事を探しているため、派遣先が決まれば感謝されます。派遣先企業も人材難を解消できることから、双方から頼られてやりがいを感じられるでしょう。

さまざまな業種の企業が人材派遣を求めているため、多種多様な業界の顧客とつながりが持てる点もやりがいにつながります。人の面倒を見るのが好きな人や、コミュニケーション能力が高い人に適している業界です。

営業職に向いている人

営業職のやりがいとは?つらいだけじゃない営業職の魅力を解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

営業でのやりがいに魅力を感じても、営業職に不向きな人はきつさのほうが勝ってしまいます。営業職に向く人の特徴を確認し、自分に営業職の適性があるかチェックしてみましょう。

コミュニケーション能力がある

営業職の主な仕事は、人と会話を交わしながら商材を提案・販売することです。コミュニケーションの中でさまざまな情報をやりとりし、成約につなげる必要があります。

相手とうまくコミュニケーションがとれなければ、商材がどれだけ魅力的なものであっても、なかなか成約には至らないでしょう。コミュニケーション能力は営業職に必須のスキルです。

ただし、一方的に商談を進めても顧客の信頼は得られません。相手の話をしっかりと聞き、悩みや課題を引き出して商材に結びつけるヒアリング力こそが、コミュニケーション能力を構成する最も重要なスキルです。

目標を設定できる

営業職は比較的自由度が高い職種です。最終的に多くの契約を結べればよいため、普段の過ごし方は個々の社員に任されます。

より多くの成約を得るためには、基本的に数多くの商談をこなさなければなりません。その日の訪問数や1週間の売上など、さまざまな目標を自分で上手に設定できる人が営業職に向いています。

ほとんどの企業では、営業ノルマや売上目標を設定するのが一般的です。目指すべき目標を達成するために、自分なりの小さな目標を設定できる能力も求められます。

指示されたことしかできない人は、営業職には向きません。目標を定めて自律的に行動できる人は、営業職として活躍できる可能性があります。

コツコツと努力ができる

営業活動において、すぐに結果を出せる近道は存在しません。相手にしてもらえない顧客を何度も訪問したり、アポイントを1件とるために何百件も電話をかけたりと、地道な努力が必要です。

優れた成績を残しているトップセールスマンも、裏ではコツコツと努力を重ねています。失敗することが圧倒的に多い営業活動では、気持ちを切り替えて地道にチャレンジし続けることが重要です。

営業には万人が活用できる正解がないため、地道に試行錯誤を繰り返し、自分なりの営業スタイルを確立する必要があります。営業職への転職を検討している人は、自分がコツコツと努力できる性格かを考えてみましょう。