丹波篠山の観光の見どころ
見どころ1. 篠山城跡

▼篠山城の歴史
『篠山城は徳川家康が関ヶ原の戦い後の1609年、大坂城の包囲と西日本の諸大名を抑える拠点とする為に築いた城です。築城工事は西日本15か国20諸侯の大名に夫役を命じた天下普請で、指揮を執ったのは城造りの名手・藤堂高虎らでした。篠山城は、突貫工事により1年足らずで完成しました。ただし天守閣は家康の命令で築かれていません。大書院(おおしょいん)は築城とほぼ同時に建てられ約260年間にわたって藩の公式行事などに使用されましたが 、1944年に火災により焼失。その後地元の多くの人々の長年の願いにより、2000年復元再建されました。
大書院は京都の二条城の二の丸御殿に匹敵するほどりっぱな書院です。二条城は将軍が上洛した時の宿所になった第一級の建物ということから大書院は一大名の書院としては破格でした。』(市パンフレットより抜粋引用)
堂々と鎮座する大書院は見事でした。大書院とは今でいう市役所のような行政の中心施設ですね。京都の二条城は写真撮影禁止など厳しい制限がありますが、こちらの大書院は写真撮影OKなのがうれしいですね。

大書院で一番格式の高い「上段の間」です。二条城で大政奉還が行われた"あの間"にそっくりです。ここも写真が自由に撮れるのがうれしいところです。

城内では、甲冑を着て写真撮影することができたり、お城ウェディングもできるそうです。映画やテレビのロケ地としても頻繁に使われているそうですよ。


お城の見晴らし台からは丹波富士と呼ばれている高城山(標高462m)がひときわ目を引きます。この山には室町~戦国時代、八上城(やかみじょう)という山城があったそうです。そして酒井市長が仰っていた通り、どこを見渡しても高層ビルはひとつも見えませんでした。

お城の外堀内には篠山小学校があり、とてもハイカラでレトロな印象を受けたので伺ったところ、1873年に建てられたそうです(なんと築145年!)明治時代の雰囲気が色濃く漂っていました。この渡り廊下、すごく情緒ありますよね~

【篠山城跡】
・入場料:大人400円、大学・高校生200円、中学・小学生100円
・入館時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
・休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館・翌日休館)・年末年始(12/25~1/1)
見どころ2. 御徒士町(おかちまち)武家屋敷群/安間(あんま)家資料館
重要伝統的建造物群保存地区は篠山城跡を中心に近世から近代にかけて建てられた武家屋敷、町家、寺院など城下町の特徴を残しています。
城の西側(現:西新町)にある通り沿いが御徒士町(おかちまち)武家屋敷群です。御徒士とは藩主の警護にあたった武士のことで、御徒士の屋敷が10数棟立ち並び当時の面影を残しています。御徒士の平均的禄高は12石3人扶持(現在の貨幣価値では約100万円)程度だったようで、生活は楽ではなく、庭で畑作をしたりもしていたようです。御徒士の生活の様子を見ることが出来るのが「武家屋敷安間(あんま)家資料館」です。






安間家で使われていた食器や家具です。右のガイドさんが手に持っておられる木製のものはなんと!枕だそうです。痛そう~。その他にも炭を使う江戸時代のアイロンなどがあってなかなか面白かったですよ。
【武家屋敷 安間家資料館】
・入場料:大人200円、大学・高校生100円、中学・小学生50円
・入館時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
・休館日:月曜日(祝祭日の場合は解散・翌日休館)年末年始(12/25~1/1)
見どころ3. 河原町(かわらまち)妻入商家群
城下町の南東に位置する河原町は商家の町で江戸時代から昭和期の町家や蔵が約700mにわたって立ち並ぶ通りです。家の間口が平均3間、奥行き20~60間と間口が狭く奥行が深いのが特徴です。京都にもよく見られますが、これは間口の大きさによって税金が決められていたことが影響しているそうです。家の造りは妻入り式が主で、河原町妻入商家群と呼ばれています。




私が河原町をいいなあと感じたのは、お土産屋さんとかグッズショップといった観光地然とした雰囲気がないことです。家屋の多くは現在もお住まいですので、俗化していないところが良いと思いました。ところでこの本屋さんを見てください。今はジオラマでしか見られないようなとっても懐かしい本屋さんです。

河原町妻入商家群の入口付近に小さなお店(森本商店)があるのですが、そこもお土産屋さんというよりは地元のお店という感じでした。

そしてこのお店で評判の商品がこちらの小西のパンです。

いつもは午前中で売り切れてしまうほど人気商品だそうです。この日訪れたのはちょうどお昼近くでしたがラッキーでした。3個入りで550円。パンはふわふわで軽く、豆の量がハンパないほど多いんです。味つけも甘すぎずあっさりして、食べ飽きない優しい味でした。お茶か牛乳と合いそうです。そしてもうひとつはこちらの「黒豆甘納豆チョコ!」どうですか?新商品らしいですが、さっそく人気だそうです。

どんな味を想像されたでしょうか?和と洋の甘さドッキング。
しつこい?中途はんぱ?これが意外(失礼!)にも美味しいんです。豆が美味しいのはもちろんですが、チョコが洗練されたコクがあり舌触りも品があり、スイーツという言葉も合いそうです。伝統的だけど新しいというなんともバランスが良いのです。お土産に買って帰りましたが、職場でも好評でした。

そして商品の棚の下には・・・

猫店長!(笑)桶に入ってるっていうのがまたいいですネ!
この他、城下町の北部には「二階町」を中心とした商店街があり、ここが現在の城下町エリアのメインのショッピング通りとなります。これが「ザ・昭和!」な雰囲気なのです。(良い写真が撮れなくて残念!)個人的にはこの通り、とっても懐かしい気持ちになれるので大好きです。古き良き時代が今も現役で息づいています。コンビニやチェーン店は皆無です。夕方5時には店は閉まり、朝も10時くらいから開き始めるそうです。昔はみなそうでしたよね。
このように城下町エリアと言っても江戸~明治~大正~昭和と歴史を刻んださまざまな顔を見ることができるのが丹波篠山の魅力のひとつでもあるでしょう。
見どころ4. パワースポット:まけきらい稲荷
ここも必見!"まけきらい稲荷"
外国人に圧倒的に人気なのが、京都の伏見稲荷ですが、ここ丹波篠山にも必見のスポット発見!パワースポットとして人気です。

その名も「王地山平左衛門稲荷神社」、別名、まけきらい稲荷です。江戸時代の大相撲力士 王地山平左衛門を祀っています。まけきらいとはなんともユニークな名前ですが、その由来は以下のようです。
『篠山藩主青山忠裕公が老中であった約170年前の文政年間の頃、毎年春と夏に、江戸両国の回向院広場で、将軍上覧の大相撲が催されていた。ところが、いつも篠山藩のお抱え力士たちは負けてばかりであった。ある年の春場所のこと、篠山から来たという王地山平左衛門ら8名の力士と行司1名、頭取1名の 一行10名が現れ、土俵に上がると連戦連勝してしまった。負けずきらいのお殿様は大変喜んで、その者達に 褒美をやろうとされたが、どこにもいない。後で調べてみると、なんと全員が領内のお稲荷さんの名前だった。そこで、それぞれに、幟や絵馬などを奉納して感謝したという。』(市公式サイトより引用)
場所は篠山城跡の東側、王地山公園内にあり、今では招福除災・商売繁盛勝利守護、それに合格成就の神として地元で広く信仰されているそうです。ちなみに地元高校生のデートの場所としても人気だそうですヨ。

どうです?なかなか見ごたえありますね。記念にお守りも買いました!

どうか、負けませんように!!
見どころ5. パワースポット 大国寺(天台宗 安泰山)
丹波篠山の城下町から車で約20分の場所にある「国の重要文化財」のお寺があります。

大化年間(飛鳥時代)の頃、空鉢仙人が国家安泰を祈願され、自作の薬師如来像を安置し、開創されたと伝えられています。現在の本堂は室町時代に唐様と和洋の折衷様式で建築されました。大国寺は紅葉の名所としても知られ、シーズン中には多くの人が訪れるそうです。



また最近ではコスプレの聖地、ロックバンドのプロモーションビデオ撮影、パワースポットとして若者の間でも話題を博し参拝客は増えているそうです。こちらが行列ができるパワースポットです。

2本の赤い柱の間から手を入れて手のひらを下にかざすと温かく柔らかい気が感じられるというのです。私も実際試してみたら、確かに左下の方から生暖かい空気を感じました。住職のコメントが書かれています。

「感じなかった方は、住職まで」というのが面白いですね。典型的なお寺というより、とても柔軟性のある楽しいお寺でした。
【大国寺】
・住所:兵庫県篠山市味間奥162
・入山料(入山志納金):お一人300円
・本堂内拝観料(入山料含む):大人800円、小中学生250円
・時間:8:00~17:00(16:30まで受け付け)
見どころ6. 丹波焼の里
▼立杭(たちくい)陶の郷(すえのさと)
『丹波焼は、平安時代末期に発祥したとされ、瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯(にほんろっこよう)のひとつに数えられています。桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、1611年ごろ半地上の「登り窯」が導入され、同時期に取り入れられた蹴りロクロ(日本では珍しい丹波独特の左回転ロクロ)により、産地の発展を遂げました。当初は壺や甕(かめ)などが主製品でしたが、江戸時代以降、茶器類に多くの名品を生みました。窯が開かれてからおよそ800年。陶器ならではの温かみがあり、素朴な「生活用器」を焼き続けています。』(丹波立杭陶磁器共同組合パンフレットより抜粋引用)
私は焼き物にまったく詳しくありません。丹波焼きと言われても、例えば備前焼きのように「こんな感じの陶器ですよね」といういわゆる典型的なイメージがありませんでした。丹波焼は、元々は赤茶けたような色ですが、、、

焼きの技術の向上や作家の創造性を尊重する考え方から赤茶けた色だけでなく、青、赤、緑などカラフルなものまであります。

「陶の郷」の敷地内に「窯元横丁」という施設があります。そこには約50軒の窯元の作品が小ブースの集合体となってまさに横丁のように集まっています。訪問客は窯元を1軒づつ回らなくてもここに来れば自分の好みの窯元の作風がわかり、その後で個別に各窯元に行けばよいというとても便利で親切な施設です。窯元横丁を見て回ると、丹波焼とはこういうものと一言で括れないほど、とても自由でクリエイティブな焼き物でした。



私は、焼き物といえば、変化や改革を嫌い、古来の伝統を守り続けることを第一に考えるという印象を持っていました。もちろん丹波焼にもそういう伝統を守る意識はあるそうですが、父から子へ伝承されるというよりも、子は親だけでなく、他の専門の学校や窯元で技術を学び、知見を広め、伝統を受け継ぐだけでなく、自分らしさを出すという考え方も大事にされているそうです。とても柔軟で懐の深い焼き物のようです。「陶の郷」では陶芸体験もできます。(出来上がりまで約2か月要)この辺りでは小学校4年で陶芸の授業があるそうです。焼き物が日常に溶け込んでいるんですね。
ここには現存稼働する最古(明治28年構築)の登り窯を観ることができます。
登り窯とは?
丘の斜面に作られており、窯が傾いているように見えるので"〝登り窯"と呼ばれています。最近は技術向上により電気で焼くことも多いそうですが、登り窯は昔ながらに薪で焼かれます。

見どころ7. こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」
温泉の少ない丹波篠山で評判の温泉施設です。1999年に出湯した「こんだ薬師温泉」は湯量、泉質、湯音ともに優れた温泉です。地下1,300mから効能豊かなお湯が毎分615リットルも湧き出し、特に露天風呂の大きさは圧巻だそうですが、時間がなくお風呂に入れなかったのが残念です。地元の人が職場の人たちと宴会と入浴で利用することも多く、地元に根づいた温泉のようです。館内は広く開放的でとても温かい雰囲気に包まれていました。次回はゆっくり訪れたいところです。


館内には薬師如来さまが祀ってありました。

大きな露天風呂の様子はこちらからご覧ください。
【こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷】
・アルカリ性単純弱ラドン温泉
・入浴料:大人700円、小人(6~11歳)300円、幼児(5歳以下)無料
・営業時間:午前10時~午後10時
・定休日:毎週火曜(祝日は営業)
見どころ8.丹波篠山とデカンショ節
『丹波篠山には「デカンショ節」という江戸時代から続く民謡があります(市指定無形民俗文化財)。明治31年(1898年)篠山出身の遊学生たちから旧制一高(現東大)の学生たちに伝わりました。「丹波篠山 山家の猿が 花のお江戸で芝居する♪」で始まる歌は、たちまち多くの学生や若者から全国に広まりました。歌詞には、篠山城や特産物、丹波杜氏など数多くの歴史文化関連資産が歌いこまれ、有形無形の文化を伝えています。デカンショ節は時代ごとの風土や名所、名産品などを歌詞に盛り込み歌い継がれてきた民謡として「日本遺産」第一号に認定されました。デカンショの語源は諸説あり、もともとは「デッコンショ」と囃されていたことから「どっこいしょ」が転化したものという説が有力ですが、これといった意味はなく、素朴な囃子ことばに他なりません。』(篠山市、デカンショ祭振興会パンフレットより抜粋引用)
「♪デカンショ デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす」
丹波篠山の冬グルメと言えば・・・「ぼたん鍋」
猪肉(いのししにく)と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
脂が多い?獣肉?臭い?私もそういうイメージを持っていました。脂っこくて胃に持たれそうなくどいイメージ。
日本の猪肉の3大猟場は天城(静岡)、郡上(岐阜)、そして丹波篠山だそうです。中でも丹波篠山が有名なのは、ここがぼたん鍋(獅子鍋)発祥の地だからだそうです。丹波篠山特産の栗などを食べるので肉が美味しいそうです。(どんぐりを食べて育つスペインの高級豚イベリコ豚みたいですね)
猪というと最近は山から里に下りてきて田んぼや畑を荒らす害獣として毛嫌いされる傾向がありますね。私の田舎の広島県でも昔は猪が里に下りてくることはほとんどありませんでしたが、今は里に下りてきて、農家の方々を困らせています。
私が「丹波篠山では猪が山から里に下りてきて田畑を荒らすなど悪影響はないのですか?」と聞いたところ「ここでは猪が里に下りてくるという話は聞いたことがないですね~」丹波篠山の山には猪のエサが豊富にある。だから里に下りてくる必要がない、ということのようです。丹波篠山の自然の豊かさを象徴するようなお話ですね。
今回食べたのは「猪肉のしゃぶしゃぶ」と「ぼたん鍋」です。
お店は立杭「陶の郷」の中にある「獅子銀」さんです。

まずは猪肉のしゃぶしゃぶから。
えっ?猪肉のしゃぶしゃぶ?しゃぶしゃぶって肉の味がわかる繊細な料理ですよね?猪肉で大丈夫?


そんな心配をよそにしゃぶしゃぶ鍋は着々と作られていきます。




ひとくち口に入れます。「ん?」「!!!」「・・・おいしい・・・」
そうなんです。ぜんぜん獣臭くない、重くない、逆にさっぱりしている。しゃぶしゃぶした肉は塩かポン酢でいただきますが、ポン酢で食べるとき、たっぷりのネギを肉で巻いて食べるんです。

「猪肉って脂が多いんじゃないの?だってあの白い部分って脂でしょ?」
獅子銀の溝畑社長さん曰く、この白い部分はいわゆる脂肪ではないそうです。では何か?答えはビタミンB2です。猪は野生です。山では動物性たんぱく質を食べていないからだそうです。さらに獅子銀さんで出される猪肉は3歳の雌のみ。
猪肉のカロリーはなんと牛肉の30%。そしてコラーゲンたっぷり。低カロリー低脂肪でコラーゲンたっぷり。それが猪肉の特徴だったのです。驚きました。
「さすがに猪肉のしゃぶしゃぶは赤いままではなく、しっかり火を通して食べないといけないんですよね」と尋ねたところ、「猪は野生なので何を食べているかわからないでしょう。だから、火を通して60度以上にしてから食べるんです。60度以上に加熱すると菌が死んでしまうので安心なんです。」なるほど~。
驚いたのは、猪肉を煮込んでもアクが出てこないんです。想像以上に猪の肉ってヘルシーのようです。
酒井市長のお話にも出てきました丹波篠山の特産「山の芋」。獅子銀ではこの山の芋をすり鉢ですりおろし、ピンポン玉くらいの大きさにまとめて鍋に入れます。これが・・・激ウマです。驚きの旨さ!おもちのようにもっちりふわふわです。さすが、普通の山芋の4倍の粘りを持った「山の芋」恐るべし!



さらに、すり鉢に残った山の芋を溶いて鍋に入れると・・・

う~っ!言葉はもう要りませんね、高級中華のふかひれスープのような・・・(例えが正しいかどうかはさておき)バカウマです。
ちなみに猪肉のしゃぶしゃぶは丹波篠山のどのお店でも食べられるわけではなく、恐らく丹波篠山ではこの獅子銀さんだけのようです。肉に自信が無ければできないことですよね。獅子銀さんでは猪を一頭買いしているそうです。
ちなみにこの鍋の量、2人前なんですって。「ええ~っ この量で2人前???」思わず声を上げてしまいました。(写真を撮る時、タバコを置いてサイズ比較させればよかった。)かなり多く東京では4人前といってもおかしくないほどの量です。野菜もたっぷりです。
さて次はいよいよ真打登場!「ぼたん鍋」です。

ぼたん鍋の方がしゃぶしゃぶよりもさらに野菜たっぷりです。この細切り大根を見てください。

そしてぼたん鍋にはこんにゃくと豆腐(黒いのは黒豆豆腐です)が入ります。

しゃぶしゃぶで結構お腹も膨れていましたので「この後に味噌の鍋は重いだろうなあ」と不安でした。今回街をご案内いただいた市役所の職員の方と一緒に食べたのですが、その方曰く、「ぼたん鍋はあっさりしているので(しゃぶしゃぶ食べた後でも)全然食べられますよ」
「ぼたん鍋があっさり?嘘でしょう~?」
・・・これが嘘ではありませんでした。




ぜんぜん食べられました。味噌スープが思ったほどくどくなくさっぱりしていました。そして野菜がたっぷりなので意外にスルスルと食べることが出来るのです。獅子銀の溝畑社長が仰っていました。
「私は数ある鍋ものの中で肉と野菜がベストマッチングするのは断然ぼたん鍋だと思います。野菜が猪肉の旨みをしっかり吸って、肉だけでなく野菜がこれまた旨いんです。」溝畑社長のお言葉、全面的に同意します。食べてみてわかりました。
断言します!「ぼたん鍋は(猪のエキスを吸い込んだ)野菜こそが美味しいのです!」
そして確かに野菜は猪肉の旨みを吸って美味しかったのですが、野菜も丹波篠山産だからこそより美味しいのだと思います。特に個人的にネギがだんとつ美味しかったです。甘くてジューシーです。
ちなみにぼたん鍋の名の由来は、肉を盛りつけた姿がぼたんの花のようだった、とか、肉の色がぼたんの花の色に似ていた、とか諸説あるそうです。昔は確かに獣肉独特の臭さを消すようにと味噌や山椒で煮ていたそうですが、今は猪肉の処理方法が良いので臭みはほとんどないそうです。猪の狩猟の期間も厳密制限されていて11月15日に解禁されるそうです。(冷凍肉もあるのでお店では1年中ぼたん鍋は食べることができるそうです)
私のぼたん鍋のイメージを根底からひっくり返した逸品。丹波篠山に訪れた時はぜひ味わってみてください。