ホンダ エレメント
アメリカの若者向けに開発されたユニークなSUVで、2003年に逆輸入というかたちで発売されました。
10フィート(約3m5cm)のロングボード積載可能な防水性に優れた室内、使い勝手の良いシンプルな操作系のインパネ、独特の外観デザインに加え、センターピラーレス構造と観音開きのサイドアクセスドアを採用しています。
エレメントは、ビーチなどでライフセーバーがスイマーやサーファーを見守る「ライフガードステーション」をコンセプトとしてデザインされており、ドアを開いたときの開放感や、閉じたときの居心地の良さを目指して作られ、たくさんの小物入れや大きめのスイッチ類など、細かな工夫が施されています。
トヨタ FJクルーザー
2010年に日本での販売が開始されたSUVです。ランドクルーザープラドのシャシーに架装されたボディは、1960年代のFJ40型ランドクルーザーのような、丸型ヘッドライトと、楕円形グリルといったレトロな雰囲気が特徴でした。
FJクルーザーに採用される観音開きドアは、リア側が90度まで開く構造となっており、乗降性を向上させています。
水濡れに強いフロア構造や、撥水防水シートを採用したり、シフトノブやエアコンのダイヤルを大きくし、冬場、手袋をしたままでも操作しやすくするなど、アウトドアでの使いやすさを意識したデザインになっています。