次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=『オーシャナ』より引用)

海外ダイビング旅行がいよいよ現実になるぞというニュースが飛び込んできた!ダイビングエリアとして人気なサイパン、テニアン、ロタを有するマリアナの政府観光局が、北マリアナ諸島自治連邦区の各政府機関と共同で、日本人観光客誘致を本格的に再開することを発表!これを受け、ユナイテッド航空では、2022年9月1日(木)から成田〜サイパン直行便の運航を開始する。マリアナ政府観光局では、さまざまな特典を用意した一大キャンペーン「マリアナケーション超得キャンペーン」を発表。なんと50ドルクーポンやマリアナダイビングが直行便利用者全員に無料プレゼントされるそうだ。マリアナ旅行が盛り上がりをみせ始める中、オーシャナ編集部は一足先にサイパン、テニアンへ!現地の様子や、旅行前から旅行後までに済ませておきたい入出国関連の手続きについて、4回にわたりレポートしていく。

目次
サイパンってこんなに近いの?時差は?水温は?
コロナ後、初海外取材!街や海の様子は?
 ・観光客が戻り始めた街の様子
 ・海の様子

サイパンってこんなに近いの?時差は?水温は?

サイパンはアメリカ合衆国の自治領である北マリアナ諸島の主島。日本から南へ約3,200㎞、成田から直行便でわずか3時間半で到着するという驚異の近さが魅力の南の島。日本から一番近い英語圏の海外リゾートだ。時差は1時間。世界有数の透明度を誇る美しい海を有することでも知られていて、その実力は30mオーバーはざらといわれるほど。サイパンのお隣の島、テニアン島、ロタ島をふくめ「マリアナ」の名でダイバーの間でも知名度が高い。年間の平均水温は約25℃と温かく、ウエットスーツでダイビングを楽しめる。

コロナ後、初海外取材!街や海の様子は?

観光客が戻り始めた街の様子

次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=『オーシャナ』より引用)

パンデミックが始まって以来初となる海外取材に向かったオーシャナ編集部。サイパンに到着して一番に感じたことは、韓国からの観光客が街にたくさんいたこと。現地のダイビングショップに聞くと、ソウルーサイパンの直行便はいち早く再開され、韓国では海外旅行がすでに再開モードとなっているためだそう。他国に比べて日本の海外旅行の戻りは遅れていると聞くが、世界はもう動き出しているようだ。地元では、日本人観光客が早く戻ってくることを強く期待しているという。

次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=サイパンのビーチはプライベートビーチ感満載で贅沢。密とはほど遠いこの島の開放感は最高だ!、『オーシャナ』より引用)

ショップや飲食店は営業しており、シャッターが目立つということもない。現地の観光も十分に楽しめ、2年半ぶりの海外を満喫できるのは嬉しすぎる。

次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=写真スポットの「ジャイアント“SAIPAN”サイン。」サイパン島の北東部にあるダイビングポイント「サイパングロット」に行く途中に現れる、『オーシャナ』より引用)
次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=地元民に愛される「J’sレストラン」店内。奥の女性スタッフは写真用にマスクをとって挨拶してくれたが、他スタッフは常時マスク着用、『オーシャナ』より引用)

日本同様、店の入り口には消毒用のアルコールスプレーが常備され、どこの店舗でもスタッフはほぼマスクを着用していた。ハワイ、グアム、そして米国本土同様、北マリアナ諸島ではすでにマスク着用義務は解除されている。しかし島の主要産業が観光のマリアナだけあって、店側の観光客への配慮はすごく感じられる。屋外ではどうかというと、観光客もローカルもマスクをしていないほうが多い。ワクチン接種も日本より圧倒的に早く開始され、接種率も高い島では、アメリカやヨーロッパ各国同様、もはやマスクフリーが定着しつつある。

海の様子

日本からわずか3時間半ながら、噂どおりのマリアナの海におもわず感動してしまう。透明度の高さ、海の青さ、そして美しい地形に、多彩なダイビングポイント。水温も快適。小さな島のあちこちに散在する個性的なダイビングポイントは、いずれもホテルから15分から30分ほどと、アクセスも良い。日本人インストラクターも多いので言葉の心配もなく、安心して海外ダイビングを楽しむことができる。

次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=世界三大ケーブポイントとして称される「サイパングロット」。シュノーケラーにも人気!Photo by 中丸健太郎@S2CLUB SAIPAN、『オーシャナ』より引用)

地元のダイビングインストラクターたちいわく、この2年半で観光客やダイバーが少なくなったためか、海中のサンゴが元気になり、魚や生き物も増えたような印象があるという。野生生物と人間の共存にとって最適なバランスとは何か、コロナから学ぶべきことは多いと思う。

次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=ビーチポイント「ラウラウ」の様子。ヤシの木と海、やっぱり海外っていいなあ。Photo by 中丸健太郎@S2CLUB SAIPAN、『オーシャナ』より引用)
次の休みに行っちゃう?成田から3時間半!9月直行便復活で注目のサイパン、海の様子
(画像=ビーチポイント「オブジャン」での一枚。恒例の砂地の日付も健在。Photo by 高橋卓@SAIPAN MAKESURE DIVING、『オーシャナ』より引用)

今回訪れた時期が雨季(7月~9月)ということもあり、しかも日中は引き潮に当たったため、透明度はコンデイションが良い時に比べると悪くはあったが、そこはさすがサイパン。ボトムでこんなにきれいなの?とむしろ驚かされる結果となった。