豊富なアプリ連携

LINE WORKSはビジネスチャットですので、業務で使用しているさまざまなアプリと連携して通知がくるようにしたいと考えている人もいるかもしれません。

アプリ連携は、連携のための開発や専門的な知識が必要になるケースがありますが、LINE WORKSでは新たな開発をせずにアプリと連携することができます。

私がLINE WORKSを導入したリリース当初は連携できるアプリが大変少なかったのですが、いまではかなり充実しています。ワークフローや、勤怠管理、営業管理などユーザーが普段利用するアプリや、アカウント管理、デバイス管理など情報システム管理者が利用するアプリとの連携も増えました。

ちなみに、LINE WORKSのアプリ連携は連携ソリューションと、アプリディレクトリの2種類があります。

連携ソリューションは、ユーザーが開発ベンダー協力のもとLINE WORKSと連携して使うことができます。こちらは、LINE WORKSの開発者メニューから操作するものもあり、手順が少し複雑になります。

アプリディレクトリは、その中でもユーザーのニーズが高いアプリをLINE WORKSの管理画面から簡単に連携できるようになっています。

1分でわかる「LINE WORKS」まとめ

「LINE WORKS」はビジネスに必要な機能を兼ね備えたビジネスチャットです。

個人で利用しているLINEのような見た目で使いやすいだけではなく、掲示板や、メール、管理機能などビジネスで利用するための機能があります。

また、LINE WORKSを通して個人が利用するLINEとのやり取りが可能です。

プランは無償で利用できる利用できる「フリープラン」、フリープランを拡張したスタンダードプラン、メールやファイル管理機能も搭載されたアドバンストプランの3つ。

どのビジネスチャットを使おうか……と悩んでいる人は、まずはフリープランを利用してチームでスモールスタートしてみてはいかがでしょうか?

(文・岩澤樹)

認定NPO法人で情シス・経理の経験を経て、現在はフリーで活動中。クラウドサービスの活用を前提とした業務フローの整備や、ツール導入をおこなっています。情シスとしては、Salesforce、LINE WORKSをはじめとした全社横断のツールの導入運用管理を、経理としてはfreee会計の導入などをおこなってきました。

どのSaaSを選べばいいかわからない……。あのSaaSが気になっているけれど、検証する時間がない……。そんな方の一助になるように、私が感じた魅力をわかりやすく届けます。