かつてカジュアルジャケットの代名詞だったニットジャケットも、今ではビジネスジャケットとしても定番になりました。つまり、良質なニットジャケットを持っておくことは、もはやオトナの必須条件ってこと。かくいうJ PRIME戸賀編集長もニットジャケットラバーなのです。
今の時代、仕事もデートもニットジャケットでオールOK
ノンストレスな着心地でオンオフ兼用が可能、それでいて見た目にリッチ感もバッチリ。ニットジャケットが、もはやジャケット選びの筆頭となったのもうなづけます。そこで今回は、そんな万能アイテムであるニットジャケットの魅力について、戸賀編集長に聞いてきました。
「確かに万能という表現は、まさにニットジャケットのためにあるようなもの(笑)。もちろん、キメる時はスーツでビシッと決めるのが、大人の美意識だと僕は思っています。しかし、リアルな日常においてはニットジャケットがあれば、ほぼこと足りると言っても過言ではないですね。今では、テレワークどころかオフィスでも許容される時代ですし、休日においてはデートはもちろん、ドライブやゴルフのクラブハウス、そして旅においても重宝。ニットならではの柔らかな着心地を楽しみながらラペルが付いているので、ミシュランの認定レストランでも品良く馴染んでくれます。つまり、大人のライフスタイルすべてに適したアイテムってことですね」
戸賀編集長によれば、そんな万能ぶりをさらに享受できる色があるのだとか。それが、今回ご紹介するオフホワイトとベージュです。「ナチュラルなカラーは、ニットの柔らかさをより伝えてくれ、それでいてどんなシーンでもエレガントに見せてくれます。まさに“コレさえあれば”なニットジャケットです」
アースカラーの一枚があれば“大人デイリー”は万事OK
柔らかな風合いゆえに、ともするとのっぺりともしがちなニットジャケット。その弱点を、ざっくりとしたワッフル調の凹凸編みが解決してくれます。素材はリサイクルカシミヤ100%。ミドルゲージなので、上品な表情にあって、ほどよくカジュアルさも感じることができます。
「ペラペラ感がないけど、着心地は非常にしなやか。いわば、ちゃんと主役を張れるニットジャケットと言えるでしょう!」(戸賀編集長)
LARDINI(ラルディーニ)
ジャケット各¥143,000(税込)
ラルディーニ/トヨダトレーディング プレスルーム
リサイクルカシミヤ100%を、バスケット編みで仕上げた一枚。それにより、ペタッと潰れがちなラペルにも豊かなボリューム感が生まれ、あくまでジャケット然とした着姿を作り出してくれるのです。
品の良さとリッチ感、そしてちょい抜け感の絶妙な塩梅
「立体的なラペルと品の良い色みが相まって、実にリッチ感あり。グレスラとの組み合わせは、レストランだってなじんでくれます。今回はあくまで休日想定なので、インナーは旬なアーガイル柄ニットとで、よりやわらかで優しい雰囲気に。女性から好印象なのは間違いありません(笑)。そんな中、ニットジャケットの醍醐味である腕まくりがポイントに。腕時計とブレスレットをアピールをしつつ、適度な抜け感がこれまた女性に好印象なんですよね。ドライブでステアリングを握る手も、サマになりますから」
ジャケット¥143,000(税込)
LARDINI(ラルディーニ)
パンツ¥42,900(税込)
ブリリア 1949
ともにトヨダトレーディング プレスルーム
ニット¥39,600(税込)
グランサッソ/エスディーアイ
シューズは私物
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
文 安岡将文
提供元・JPRIME
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