目次
チニング向けフリーリグの作り方
フリーリグに適したチニングタックル

チニング向けフリーリグの作り方

フリーリグの作り方を3つに分けてご紹介!

【2022】チニング最強リグはフリーリグ!安くて釣れるウワサの仕掛けを解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

続いてフリーリグの作り方をご紹介します。構造はラインにオモリが通ってフックが結んであるだけなので、初心者の方でも準備は簡単!バス釣りでスタンダードなフリーリグとの違いは、ストッパーの有無と位置にあります。

必要な仕掛けパーツ、ワーム、作り方動画と紹介しているので、初心者の方は準備を進めながらチェックしてみてください!

①フリーリグの作り方:フリーリグのパーツを揃えよう

フリーリグに使う仕掛けパーツはリングアイ型シンカー(ラインを結ぶアイがついているもの)・フック・ストッパーの3つ!ストッパーはなくてもスタートできますが、近年流行しているのはストッパーを入れるタイプ。シンカーを先行させすぎないのがトレンドです。まずはこの3点を揃えておきましょう!

①フリーリグパーツ:シンカー

ペアーリング PROパック 3/16oz

シンカーは中通しではなくリングアイ型を選ぶこと。チニングで使いやすいウェイトは3/8oz(10.5g)前後です。重いほど大きくなって根掛かりしやすくなりますがよく飛びます。流されてオモリが転がると使いにくいので、余裕があれば重さの種類を揃えておきましょう。タングステンなら重くても小さいです。

シンカーの形状も特徴ごとに使い分けられるとバッチリ。スリムなタイプは根掛かり時に抜けやすく、底が平らで丸みが強いものは海底で安定感があります。ご紹介しているダイワ「バザーズワームシンカーTG ペアーリング」のような形状でも、引っかかるような穴には入りにくいので、使いやすいこのタイプから試してみましょう。

②フリーリグパーツ:フック

デコイ Worm27 ハイパーミニ #2

フックは根掛かり回避重視ならオフセットフック、フッキングを重視する場合はストレートタイプと使い分けます。根掛かりの頻度は場所次第なので、まずは根掛かり回避性能を重視してオフセットフックから始めるのがおすすめです。

フックサイズは#4~#1/0をワームサイズに合わせて使い分けましょう。フリーリグではチニング用のショートなワームではなく、バス釣りサイズでボディが長いワームを使うので、#2サイズのフックでほとんどのワームに対応できます!

③フリーリグパーツ:ストッパー

ハードシンカーロック S

なくてもフリーリグとして楽しめますが、チニングであるとグッと有利になるのがリグストッパーです。サイズはリーダーとして使用する12lb(3号)前後に対応できるものを選びましょう。

これはバス釣りとの釣り方の違いによるもので、チニングではズル引きやリフト&フォールが多いこと、シンカーが先行しすぎるとクロダイがシンカーに興味を示すことなどが理由です。ストッパーをつけてもリーダーにフリーな部分があるので、ノーシンカー状態の誘い・食わせはしっかり機能します!

②フリーリグの作り方:ワームはクロー系がおすすめ!

ケイテック クレイジーフラッパー 2.8インチ

ワームはバス釣り向けのクローワーム、3インチ前後のサイズが人気です。フリーリグならバイトした瞬間にクロダイが感じる重さはフック分だけ、アピール力を重視してボディサイズが長いものを選びましょう。2インチサイズに落とすローテーションも有効です。

カラーはバス釣りでも定番のナチュラル系「グリーンパンプキン」が人気!ナイトゲームはレッド・チャート系で少しアピールをプラスする方法も有効です。

シンカー・フックにワームまで、基本的にはバス釣り向けのものを流用するので、すでにお持ちの場合はそのまま使ってOK!釣り場が濁っている場合は、ナイトゲーム以外でアピール系のカラーを選択する方法もあります。

③フリーリグの作り方:パーツを通して結ぶだけ!

フリーリグの作り方は動画もご紹介!準備は非常に簡単です。

まずはメインラインにリーダーを結んでからセッティングスタート。ストッパーを通してラインの先をシンカーのアイに通したら、後はフックを結んで完成です。結び方はクリンチノットなどスタンダードなもので構いません。

完成したら、ストッパーをフックの結び目から1cm程度の位置までまでつめておきましょう!

オフセットフックの刺し方もチェック

フリーリグで初めてオフセットフックを使う方はワームの付け方をチェック!普通の針とは付け方がちょっと違います。

動画の3:35秒ころで紹介されているように、針先を刺して一度貫通させてから、ひっくり返して背中から出すというのがオフセットフックの正しい付け方!針先が少しワームの背中に入っているような形でセットすると、根掛かり回避能力が高まります。

フリーリグに適したチニングタックル

フリーリグ向けのタックルを3つに分けてご紹介!

【2022】チニング最強リグはフリーリグ!安くて釣れるウワサの仕掛けを解説!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

仕掛けの次はタックルセッティング!フリーリグに適した構成をライン・リール・ロッドに分けてご紹介します。スピニングタックルでも遊べる釣りですが、今回はより専門性の高いベイトタックルを紹介。2022年はダイワから専用アイテムがリリースされて、満足感の高い構成を選択しやすくなりました。

PEラインを使うのもチニングの特徴なので、バス釣りから始める方はラインの項目をぜひチェックしてみてください!

①フリーリグタックル:ライン

デュエル アーマードF+ プロ バス 0.6

ラインは飛距離と感度を重視してPEライン!0.6号~0.8号がチニングで使いやすい号数です。巻き量は100m~150m、トラブルを考慮する場合は多めに巻いておきましょう。

チニング専用としてこだわる場合は、水に沈む高比重PEラインを選択するのがおすすめ!シマノ「ピットブル 5G」やダイワ「磯デュラセンサー×8SS+Si2」など、各メーカーから沈むPEラインが展開されています。ボトムべったりの釣りなので、ラインに角度がつきにくい方が釣りやすいです!

②フリーリグタックル:リール

シルバーウルフ SV TW PE スペシャル 1000XHL

リールはスピニングならC3000番のHG、ベイトは10lb100mクラスで、10g前後のルアーをしっかりキャストできるものが適しています。シマノ「22 メタ二ウムシャローエディション」や、ダイワ「22 シルバーウルフ SV TW PE スペシャル」がおすすめです。

スピニングを使う場合は、PE0.6号+C3000のHGやXGという構成になるので、エギングにそのまま流用できます!

③フリーリグタックル:ロッド

ダイワ シルバーウルフ MX 76ML-S

チニングにおけるフリーリグは遠投系の仕掛けです。ロッドは遠投後の底の感覚が繊細に把握できて、操作も細やかな先調子ハードソリッドティップ系のロッドをおすすめします。長さ8f程度で対応ルアーウェイトが15g程度あればOK。柔らかいチューブラーティップのモデルでも構いません。バスロッドを流用する場合はややライトなロッドを選びましょう。

専門性の高いロッドをお探しの場合は、ダイワ「シルバーウルフMX 76MLB-S」や、オリムピック「シルベラードプロトタイプ 762ML-HS」をチェックしてみてください!