月ごとの高齢者の接種率と接種後死亡者数をまとめて表にしてみました。65歳以上の人口を3640万人として、接種後死亡者の死亡発生率(100万人・月あたりの人数)も計算しました。比率は、5月の死亡発生率を基準とした時の比率です。

特別養護老人ホームにおいて2021年4月に接種後死亡者が大量に発生していた疑惑
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

計算の結果、2021年4月の接種後の死亡発生率は突出して高く、5月のそれの5.8倍であることが分かりました。4月には異常なことが起きていたのです。そして、この事実は、4月に接種した高齢者は、5月~7月に接種を受けた高齢者と比べて、健康状態が大きく異なっていた可能性を示唆しています。

ただ、辻褄が合うには5.8倍でもまだ不十分です。4月の超過死亡数上限値(3691人)よりコロナ死亡数(1076人)を引いた数値の半分が接種後死亡者と仮定した場合、4月の本当の接種後死亡者数は現在の37倍といことになります。つまり、大量の報告漏れの可能性があるわけです。