「それでも生きている」ことは何よりも素晴らしいこと
家族は不和を抱えやすいものです。「家族は仲良く」はこのことを前提に、相互に不和を乗り越える努力で初めて達成できます。
ただ、人間も完全ではないので、努力が難しいこともあります。その中で、不和や家族の葛藤が根深くなるご家庭も少なくないようです。
「家族は仲良く」は素晴らしい価値観です。ただ一方でこの価値観どおりでなかった方々が、自信を失ったり、自分を悪いもののように感じて苦しむことがあってはなりません。
子どもにとっては「うちの家族は仲良くなかった」という実感は苦しいものです。ただ、その中で生きている、生き残っていることは素晴らしいことです。
私はそうやって生きてきたみなさんを祝福したいと思います。よく困難の中でがんばりましたね!ご一緒に、これからも生き残りましょう!!
文・杉山 崇/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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