内転筋の筋トレは太ももを引き締めるだけでなくダイエット効果もあると言われています。効果的に内転筋を鍛える筋トレを取り入れれば、理想の体型を手に入れられるでしょう。本記事では、内転筋の筋トレ方法や鍛えるメリットについて紹介します。
目次
内転筋とは?
内転筋の筋トレで内ももを鍛えるメリット
内転筋の強化に効果的!簡単な筋トレ5選
内転筋をほぐす内ももストレッチ
筋トレの際に気をつけたいこと
内転筋を強化して理想の体型になろう
内転筋とは?
効果的な筋トレを行うためには、鍛える部分の筋肉がどのような役割を担っているか知ることが大切です。まずは内転筋とは何の筋肉なのかチェックしていきましょう。基本的な情報を紹介します。
太ももにある5種類の筋肉の集合体
太ももの内にある筋肉のことを内転筋と呼びます。内転筋と一口に言っても、実は5種類に分けられるのが特徴です。
長内転筋・短内転筋・大内転筋・恥骨筋・薄筋肉の5種類が集まることによって、内転筋になります。1種類の筋肉ではなく5種類の筋肉によって構成されていることを意識して筋トレを行い、内転筋を強化していきましょう。
安定した歩行を行うために必要
5種類の筋肉の集合体である内転筋は、正常に歩行するために欠かせない部位です。内転筋が強化されていないと歩行が不安定になったり、姿勢が悪くなったりといったことが起きる可能性があります。
また5種類の筋肉の中でも股関節の安定に最も関係があるのが大内転筋です。脚を後ろや内側に動かす動きのために必要とされています。大内転筋は、体にある全種類の筋肉の中でも重要な部位だと言われているので、しっかり鍛えるのがおすすめです。
内転筋の筋トレで内ももを鍛えるメリット
鍛えることによってどのようなメリットを得られるのか知っておくことで、筋トレに対するモチベーションアップにつながります。続いては、内転筋を鍛えるメリットについてチェックしていきましょう。
太ももが引き締まる
大内転筋を始めとした5種類の筋肉で構成されている内転筋は、太ももの引き締めに大きな関係があります。内転筋が強化されていないと太ももがたるんだり、脚が太く見えたりする原因になる可能性があるでしょう。
5種類の筋肉を意識しながら鍛えることで、太ももの引き締まりを感じられるようになるのが筋トレのメリットです。太ももが引き締まれば細身のパンツもかっこ良く着こなせるようになるので、ダイエットしたい時にも最適です。
骨盤のバランスが整う
さまざまな筋肉の種類がある中でも、内転筋は骨盤のバランスを安定させるために必要な筋肉だと言われています。きちんと筋肉が備わっていないと骨盤が歪み、姿勢が悪くなったり、腰痛が起きたりといったことが起きるでしょう。
また骨盤のバランスが整っていない状態で筋トレを行うと姿勢が安定せず、怪我をする危険性も高まります。安全にトレーニングを行うためにも、内転筋の強化を意識してください。
運動機能が上がる
太ももの筋肉を鍛えることで下半身が安定しやすくなり、運動機能が上がると言われているのもトレーニングのメリットです。足腰が安定していれば、筋トレだけでなくランニングなどの運動も簡単に行えます。
一方で内転筋が弱いと太ももの外側の筋肉だけ使うようになり、体のバランスが悪くなるでしょう。バランスが乱れた状態で運動をしても本来の効果を期待できない可能性があるため、メリットを生かせるようにトレーニングを頑張ってみてください。
O脚改善につながる
左右の足をつけて真っ直ぐ立った時に膝と膝が離れているのなら、O脚であると考えられます。O脚は放っておくとどんどん進行し、体のバランスが崩れる原因になるので注意が必要です。
太ももの筋肉をトレーニングすると、O脚改善を見込めます。日頃から内転筋を意識しておくことでO脚が直り、きれいな姿勢をキープしやすくなるのも大きなメリットだと言えるでしょう。
代謝が上がってダイエット効果も
最後のメリットとして紹介するのがダイエット効果です。下半身の筋肉は他の部位にある筋肉の種類よりもエネルギーを消費しやすいと言われています。内転筋を強化することで自然と代謝が上がり、ダイエットにつながる効果を期待できるのがメリットです。
「ダイエットのために食事制限をしているのに、なかなか痩せない」と感じている場合は代謝が落ちている可能性があります。筋トレのメリットを活かして筋肉の強化を行い、ダイエットしてみましょう。