SNS(ソーシャルネットワークサービス)を使ってお金を稼ぐ「SNS副業」。場所を問わず、スマホさえあれば始められるため、コロナ禍をきっかけに注目されるようになりました。
しかし「SNS副業はどのような仕組みで稼ぐのか?」「SNS副業には詐欺など危ないイメージがある……」など、さまざまな疑問があってチャレンジできない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、SNS副業でお金を稼ぐ仕組みやコツ、求められる知識、稼げる相場額や仕事を安定させる方法を解説します。
SNS副業とは?
本記事では、SNSを使ってお金を稼ぐ方法すべてを「SNS副業」と定義します。
Twitter、Instagram、YouTube、TikTokなどのSNSを使い、商品やサービスを売って収益を得るのがSNS副業です。アフィリエイト広告、企業PR案件、ライブ配信などがそれにあたります。
SNSに触れる時間が多くなるため、SNSの扱いに慣れている方におすすめの副業です。
また2021年8月に行われたdodaの副業実態調査によると、調査対象となった社会人15,000人のうち副業をしているのは約25%、そのうち約13%がアフィリエイト広告などのネットビジネスを行っていることが分かっています。SNS副業もこの中に含まれるでしょう。
SNS副業の仕事内容
仕事内容1. アフィリエイト広告
SNS副業の主な仕事内容として、アフィリエイト広告があります。
アフィリエイト広告とは、SNSで紹介した商品やサービスの広告を通じて購買が発生した場合、成果報酬を得られる仕組みのこと。
たとえば、あなたがSNSで「この商品が良かったよ!」とアフィリエイト広告付きで紹介したとしましょう。その投稿を見たフォロワーが、広告を通じて商品を買ってくれたら、あなたにも数%の報酬が入ります。「紹介してくれてありがとう!」と企業から謝礼をもらうイメージです。
1クリックにつき○円など、購入に至らずともクリックのみで収益が発生するパターンもあります。
ただし、アフィリエイト広告は「成果報酬型」です。クリックや購買が発生しない場合は、収益もゼロとなります。
仕事内容2. 企業PR
企業から商品やサービスの紹介を直接依頼されるケースもあります。いわゆる「企業案件」と呼ばれるものです。
クリックや購買などの結果に結びつかずとも、紹介しただけで事前に取り決めた額の報酬が得られます。アフィリエイト広告よりも簡単で確実なイメージがあるでしょう。
しかし企業からPR依頼をされるのは、ある程度のフォロワー数がいるインフルエンサーに限られます。
仕事内容3. 動画&ライブ配信
YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームで収益を得る方法には、おもに以下の2つがあります。
- 広告収入
- 投げ銭収入
YouTubeでは、チャンネル登録者数が1,000人以上かつ公開動画の総再生時間が4,000時間以上の場合、動画に広告をつけられるようになります。このシステムで得られる広告収入が、動画配信での主な収入源です。
またYouTubeには「スパチャ(=スーパーチャット)」、TikTokには「ギフト」と呼ばれる投げ銭機能があります。その名の通り、ライブ配信をリアルタイムで視聴しているユーザーから「おひねり」をもらう機能です。
初心者がある程度の収益を見込むには、ハードルが高い方法かもしれません。しかし、コツコツとフォロワーを集め配信を重ねていけば、大きな収益に繋がる可能性もあります。