目次
『AIエンジニアはやめとけ』は現実と理想のギャップを知らないから
 ・AIエンジニアの具体的な仕事内容
 ・AIエンジニアの年収
AIエンジニアをやめとけという体験談

『AIエンジニアはやめとけ』は現実と理想のギャップを知らないから

『AIエンジニアはやめとけ』と言われている理由の1つとして、AIエンジニアの現実と理想に大きなギャップが存在しているからということがあります。それによって思っていたような仕事ができずにショックを受けてしまい、離職してしまう可能性があるのです。

このようなギャップを埋めるには、AIエンジニアの正しい仕事内容や年収などを把握しておくことが重要になります。

AIエンジニアの具体的な仕事内容

AIエンジニアの仕事は、主に機械学習やディープラーニングといった技術を用いて機械にデータを与え、判断方法や考え方を学習させていくことです。これによってAIを作ります。

また、AIエンジニアの業務の内容は、「企画」「AIシステムの開発」「データの準備」「AIの学習」「テスト&評価」「最新技術の研究や調査」の大きく6つに分類されます。

AIエンジニアには多くの業務があり、それぞれの業務で違った知識や技術が必要とされます。

AIエンジニアの年収

AIエンジニアの年収を紹介します。

厚生労働省の令和3年度賃金構造基本統計調査では、以下のように示されています。

  • 勤続年数:10.5年
  • 労働時間/月: 167時間/月
  • 超過労働: 13時間/月
  • 月額給与: 353,300円
  • 年間賞与: 990,100円
  • 平均年収: 5,229,700円

求人サービス各社の統計データを見ても、AIエンジニアの平均年収は500万円~800万円台であることがわかります。

AIエンジニアをやめとけという体験談

実際AIエンジニアを経験した人の体験談を紹介します。

結局解かないといけないのは実問題であって,機械学習の問題ではない・・・・・.AI(機械学習)を使う必要性があるわけじゃない.

(出典:Twitter)

就職でAIエンジニアは情報系の修士以上の学歴を要求される。

(出典:5チャンネル)

AutoML Tablesを試してみた率直な感想は「ああ、自分如きではもはや機械に勝てないんだ」というそのただ一点。専門家ではないと自認しているし実際に仕事にはしてないんだけど、「機械に勝てない」からには今後は自分の機械学習ビジネスの実務における出番は二度とないんだなと自覚した次第

(出典:Twitter)

以上のように、AIを活用する仕事はあまりないこと、周囲のレベルが高すぎること、機械学習モデルによるデータ解析をだれでも使えるようにするAutoML Tableなどが現れ仕事が奪われることなど、実際の体験談からもさまざまな苦労が伺えます。