AIが発展していく中で身につけるべき能力

AIの利活用が進む現代で必要な能力について、総務省が有識者にアンケートを取っています。その結果が上記の表で、下記の5つになります。
- チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質
- 企画発想力や創造力
- コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力
- 情報処理能力や課題解決能力、論理的思考などの業務遂行能力
- 語学力や理解力、表現力などの基本的素質
上記はいかなる時代でも必要とされる能力ですが、特にAI時代で重要だとされている能力であり、上の3つは人間だからこそ持てる能力です。
先述したように、人間は創造力と感性がAIより優れており、まさに上記で挙げられた企画発想力や創造力、コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力は創造力と感性に直結します。
以上から、AIが発展していく中ではAIではなく人間だからこそ持てる能力を身につけることが非常に重要であると言えるでしょう。
おわりに
今回は、AIの発展によって仕事がなくなると言われるようになった背景から、なくなる仕事の特徴や、反対になくならない仕事の具体例、さらにはAI時代を生き残るために必要な能力まで紹介してきました。
AIの発展によってなくなる仕事があることは事実ですが、必ずしも悪いことばかりではありません。
AIの活用によってこれまで人間が費やしていた時間を別のより創造的で生産性の高い活動に使うことが可能になり、社会がより良い発展を遂げる可能性は十分にあります。
そのためにも、先述したような人間だからこそ持てる能力を身につけ、AIと共により良い社会を構築する人材になる必要があるのではないでしょうか。
提供元・AINOW
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