快適にキャンプを楽しむためには、質の良い睡眠が重要です。最近は寝心地を重視して、コットを選択する人が増えています。
そこで今回は、コットを使うメリットやコットの種類、コットを選ぶ時のポイントを詳しく紹介します。また、おすすめコットを種類別に厳選して紹介!
「キャンプで熟睡できない」「起きた時にいつも体が痛い」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コットを使うメリット
コットの種類
コットを使うメリット
![おすすめの人気コット12選!ハイ・ロー・2wayと種類別に紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/639/359/eAvIMTAwNhpSGeahQwqCcOAJJdExGEZD/49df161f-8895-4c39-abe6-b6e07a869f82.jpg)
徐々に愛用する人が増えている、アウトドア用簡易ベッドのコット。キャンプでコットを使うと、どんなメリットがあるのでしょうか。コットの魅力を詳しくお伝えします。
- メリット①快適な睡眠に繋がる
- メリット②地面からの熱気や冷気を防げる
- メリット③ベンチや荷物置きとしての使い方も
それぞれ詳しく解説していきます!
メリット①快適な睡眠に繋がる
簡易ベッドであるコットは、基本的にキャンプで快適に眠るためのアウトドアギアです。
テントで寝袋やマットだけで寝ると、地面の固さやゴツゴツした石、木の根っこなどで体が痛くなり、なかなか寝付けません。また、眠りが浅くなり途中で目が覚めたり、朝起きた時に体が痛くなったりします。
コットは程よい固さで、地面のでこぼこが伝わらないので、断然熟睡しやすくなります。
メリット②地面からの熱気や冷気を防げる
テント内で寝袋やマットを使用して寝ると、地面の熱気や冷気が直に体に伝わりやすいです。寝苦しかったり寒かったりして、なかなか寝付けない経験がある人も多いのではないでしょうか。
メリット③ベンチや荷物置きとしての使い方も
夜間にベッドとして使用するコットですが、昼間にはベンチや荷物置きとして活躍します。キャンプだけでなく、自宅でもベンチや物置き台、来客用の簡易ベッドとして使うのもおすすめです。
高さのあるハイコットは上だけでなく、コットの下にも荷物が収納可能です。ごちゃつきやすいテントサイトを、スッキリと片付いた空間にできます。
コットの種類
![おすすめの人気コット12選!ハイ・ロー・2wayと種類別に紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/640/360/WnWKGTuDmaRNXlufKpMXRMFbmGnixmru/37e21f73-7a7b-48d4-b993-d9a399c0ae5b.jpg)
コットは大きく3つのタイプに分かれます。
- ベンチとして使える「ハイコット」
- 携帯性に優れている「ローコット」
- 状況に応じて高さを変えられる「2wayコット」
それぞれの特徴を紹介していきます。
ベンチとして使える「ハイコット」
高さ30~50cmほどのコットは、ハイコットに分類されます。
ハイコットは、テント内やリビングスペースで、ベンチとして使えます。また物置き台として使う際には、コット上だけでなく下にも物が置けるのでテントサイト内が片付きます。
また高さがあるため、小さいお子さんが転落するとケガをする危険性があります。転落しにくい配置にしたり下にマットを敷いたりなど対策が必要です。
さらにローコットに比べて重心が高いため、やや安定性に欠けます。コットの端だけに体重がかかると、バランスを崩すことがあるでしょう。
ハイコットは天井の高いテントでの使用をおすすめします。
ハイコットのメリット
- 地面からの熱や冷気を感じにくい。
- ベンチとして使える。
- コット下にも物を置ける。
ハイコットのデメリット
- 収納サイズが大きく重いものが多い。
- 子供が転落した時に危険性が高い。
- 重心が高いのでバランスを崩しやすい。
- テントの天井が低いと圧迫感を感じる。
携帯性に優れている「ローコット」
高さ10~20cmのものを、ローコットに分類します。
ローコットはハイコットに比べ、収納サイズがコンパクトで軽量です。
持ち運びしやすく、オートキャンプだけでなくツーリングキャンプにも適しています。
また、ローコットは重心が低く、安定性が高いところもメリットです。寝返りを打っても、バランスを崩す心配がありません。
コットから転落してもケガの心配がなく、小さいお子さんとのファミリーキャンプにおすすめです。
断熱素材のマットを敷くなどして、暑さや寒さへの対策をするのがおすすめです。
ローコットのメリット
- 軽量で収納サイズがコンパクトなので持ち運びしやすい。
- 転落した時の危険性が低い。
- 重心が低いのでバランスを崩しにくい。
- 天井の低いテントでも圧迫感を感じない。
ローコットのデメリット
- 地面から熱や冷気の影響を受けやすい。
- コット下に荷物を置けない。
状況に応じて高さを変えられる「2wayコット」
「2wayコット」は高さが変えられ、ハイコットとしてもローコットしても使えます。
子供が小さい時はローコットとして、成長したらハイコットとしてなど、状況に応じて使い分けできます。
ソロもグループキャンプも楽しむ方は、ソロ用の小さいテントの時はローコット、グループキャンプ用の大きいテントの時はハイコットとして使うのも良いでしょう。
2wayコットのメリット
- 状況に合わせて、高さを変えられる。
2wayコットのデメリット
- 収納サイズが大きく重いものが多い。