エビエサに大サバヒット
当日は、いつものようにエサ釣り、タイラバ、SLJ、そしてエサ釣りで釣れた小魚を利用する泳がせ釣りを準備した。
7時に釣りを開始し、まずは泳がせ釣りに使うエサを釣る目的を含め、胴つき5本バリ仕掛けにオキアミをつけて流した。オモリは20号を使用し、底をたたくくらいの位置でアタリを待つ。起伏が少ない分、底の取り直しをする頻度は少なく済み、置きザオでも狙うことが可能だ。ただし、尻手ロープをつけていなければ大物が掛かった時にタックルごと持っていかれるので必ずつけるべきだ。
しばらくアタリがないので丁寧に底取りをし直しているとヒット。強い引きと回って上がってきたのでカツオかと思われたが、43cm850gのゴマサバであった。回って上がってきたおかげで友人の仕掛けに絡んでしまった。
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(画像=まずはゴマサバ45cm(提供:TSURINEWSライター松永美則)、『TSURINEWS』より 引用)
タイラバでシロアマダイ
エサにアタリが出ない時間にSLJをしていたが、友人たちがタイラバでマダイを連チャンで上げている。上がってくるのは尾が丸い元養殖マダイばかりであるが、今日は、ジグよりタイラバの方に分があるようなのでそそくさとタイラバロッドに持ち替えた。タングステン45gオレンジのヘッドに赤とオレンジのネクタイをセットして落とし、ゆっくりめのリトリーブで巻き上げてくる。
すると、マダイのようなカツカツカツというようなアタリではなく、ひったくるようなアタリでヒットした。上がってくる途中で引きが強くなるなど楽しませてくれたのは幻ともいわれるシロアマダイであった。この海域では昨年同時期や4月にもシロアマダイが釣れており、確率的には幻とまでいえないくらい釣れている。とにかく刺し身でも焼き物でもおいしい魚であり、釣れると大変うれしい。
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(画像=タイラバにシロアマダイ(提供:TSURINEWSライター松永美則)、『TSURINEWS』より 引用)