40cm超え頭に1投1尾

多めのまきエサを打って第1投。潮は上げ潮がゆっくり右前に流れいい感じ。仕掛けがなじみウキもシモって見えなくなったところで「抜き」の誘いを入れ、再びウキがシモり始める。そのシモったウキが勢いよく海中に吸い込まれていき、張りぎみにしていたサオ先を持っていく爽快なアタリがでた。

山口の沖波止でのフカセ釣りでチヌ13尾 時合いには1投1尾の入れ食いに
(画像=ポイント図(提供:週刊つりニュース西部版APC・芦浦栄吾)、『TSURINEWS』より 引用)

スプールのラインを指で押さえたまま、サオを立てるだけのアワセを入れ、サオが曲がって魚の引きを吸収している間にリールのベールを戻してやり取り開始。まずまずの重量感でよく引く。スリットに逃げ込まれないようにサオを思いっきり曲げ、魚の頭を沖に向け、チヌ独特の首を振る引きを楽しみ無事取り込んだのは40cmを少し超す本命。ストリンガーに掛けて次を狙う。

同じ要領で手返しを繰り返していると、上げ潮の時合いのようで1投1尾でアタる。30cm級のメイタもアタる中、リリースを繰り返し35cm以上だけをストリンガーに掛けていく。が、数投げてエサが残ってくる状況となり、ここでいったんサオを置き南側でサオ出ししている常連の田村さんにあいさつを兼ねて状況を聞きに行く。良型チヌを2尾キープしているが、この時はエサが残るという。

45cmサイズアップ成功

自分の釣座に戻り再開するが、間もなく満潮の潮止まりを迎え、上潮は止まりつつあるが底潮は依然として右へ動いている。数投はアタリがとらえられずエサがかじられたので、雨の影響で水温の変動が激しく食いが渋くなっていると思い、ウキをエイジアマスターピースのG7に変更し、ガン玉もハリス中央にG7を1個打つ。

山口の沖波止でのフカセ釣りでチヌ13尾 時合いには1投1尾の入れ食いに
(画像=一文字波止(提供:週刊つりニュース西部版APC・芦浦栄吾)、『TSURINEWS』より 引用)

多めのまきエサを潮上に打ち、まきエサが効いている底付近につけエサが届く様に仕掛けを投入。つけエサは食い渋りイエローと荒食いブラウンをマーブル状にした。つけエサにテンションが掛からないようになじませていくと、底付近につけエサが到着したタイミングでウキが勢いよく斜め前に沈んでいった!

反射的にアワせるとサオにグッと乗りやり取り開始。沖へ向かって力強く引くのでサオでタメて浮かせにかかる。潮も潮位の高い満潮で、最後まで抵抗する引きを楽しみ取り込んだのは45cm級の本命だった。