メバリングには2000番か
メバリングには2000番が勧められる。場の条件によっては2500番を使用することもあるようだ。6ft後半、7ftがアベレージとなるロッドレングスで、バランスを考えれば2000番だろう。
ただ1000番でやれないかといえば、そんなことはない。ハンドル1回の巻き取り量が数cm違う程度で、他に違いはほとんどないので、1000番でもいい。むしろスローにリトリーブしたいときには、1000番の方がいいかもしれない。
しかしメバルは掛けると根に潜る可能性がある上、カサゴゲームなどその他根に潜る魚ライトロックへの適性も考えると、わずかな巻き取り量の差でも2000番の方がいいのは確かだろう。

(画像=メバルには2000番(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)
ラインの巻きグセについて
1000番、2000番の違いとして挙げられるのが、ラインの巻きグセのつきやすさ・つきにくさ、である。スプール径2mmの違いが大きな違いとなる。一般に大口径リールの方がラインには巻きグセがつきにくいといわれ、小口径はつきやすいといわれる。
PEラインは比較的クセがつきにくいラインだが、エステル、フロロは巻きグセがつきやすい。そのため、太い号数となるほど、より大口径(2000番)に巻いた方がいいかもしれない。エステルならば0.4号程度からは、2000番を推奨する。