予想外に大粒アサリが採れる
まずは安全な砂地で掘らせてみるも「シオフキしかいないよ」とのこと。小5にしてしっかり貝の目利きができることに感心しつつ、難易度アップの牡蠣殻岩礁地帯に移動させます。軍手を着用させて掘らせてみると、すぐさま大粒アサリを見つけたとの知らせがありホッと一息。しかもコンスタントに採れるようで、ここに腰を落ち着けてやる雰囲気になってきました。
しかしながら、このポイントで採れなくなった時に備えて私もアサリの居場所を探して周辺を探ります。数か所アサリが溜まっている所を見つけたので妻と息子に移動を促すも、深い所にも大粒アサリがいるのでこのままここで掘り進めるとの返答。2人とも夢中になって採っているので、私も自分のペースで採ることにしました。
後に気づくことになりましたが、この「深い所にもアサリがいる」の一言、実に意味のある一言でした。

激レアの貝「オオノガイ」ゲット
ほぼ1か所に留まり、アサリ採りにしては深く(30~40cm)掘り進めること1時間。やがて疲れもたまり、お腹もすいてきたとのことで妻と息子は干潮時刻を待たずに終了。私はもうちょっと、せめて干潮時刻までは頑張ろうと思い干潟に留まります。
やがて干潮時刻が過ぎ、私も腰に違和感が出てきた所で終了。予想していたよりもかなり多く採れたことに感心しつつ、貝を洗って選別してみると…見慣れない貝3つ!
ホンビノス貝とマテガイとナスを足して3で割ったような貝、江戸川河口ではかなり激レアなオオノガイが交じっていました。聞くところによると、3個とも息子が見つけたそう。ちょっと変な形のアサリかと思ったそうです。
オオノガイは干潟の深い所にいる貝。間違いなく深く掘り進めたことが功を奏した結果だと思います。
実はこのオオノガイ、私も専門で狙ったことが過去に1度あるのですが、その時の結果は3時間頑張って1個。どこでも深く掘ればいるわけではない貝なので、かなりラッキーでした。