セカンドカラーを作っておこう

ラッキーカラーは運を呼び込む色であり、パイロットカラーとして割り切って投げられる意味も大きい。しかしどうしてもそのカラーがハマらないときはある。魚はよくカラーの偏食をする。その理由はわからないが、なぜかその色しかダメという日があるものだ。

そこでセカンドカラーというものを作っておきたい。ラッキーカラーの次に信頼して投げるカラー。筆者の場合は、最近は淡いイエローをよく投げる。チャートにまでならないような、魚にはぼやけて見えるはずのカラーだ。

今さら聞けないワームのキホン:釣り人それぞれのラッキーカラーとは?
(画像=セカンドカラーは黄色系(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

セカンドカラーはしっかりと腰を据えて使いたい。というのも、そこで簡単にカラーをかえてしまうと、次から次へ、という雑なやり方になるからだ。カラーを見せすぎると魚は確実にスレる。こちらの手数を明かすようなものだし、単にそれが疑似餌だと見切られてしまうのだろう、食いが落ちるばかりでロクなことがない。

ワームは3色で事足りる

カラーを多投するなかれと言うけれど、筆者は非常にカラバリ豊富にワームを持っていく。常に2ケース、たまに3ケース+念のために小さなパケット袋に数色、みたいな準備もする。これは趣味みたいなものなので、もう仕方ない。

しかし水中でのシルエットを考えると、少なくともカラーに関しては、3色で事足りるはずだ。まずはドクリア、そして何か色が入ったクリア系、そしてソリッド系。これでシルエットの淡い~濃いまで、ちゃんと通せる。おそらくそれで過不足ない。