真相は子どものDNAで分かる

今回のケースが、どちらのシナリオに当てはまるかは不明ですが、その答えは、孵化後のDNA検査で判明します。

ワナー氏は「もしオスを必要としない単為生殖で産まれていたら、その痕跡は子どもの遺伝子にはっきり現れる」と話します。

高齢のヘビが”15年間オスと会っていない”のに卵を産む前代未聞の珍事が起きる
Credit: SAINT LOUIS ZOO(画像=『ナゾロジー』より 引用)

ただ、単為生殖は、世代間の遺伝的変異が少なく、多様性を欠くため、種の生存を考えると有性生殖ほど好ましいものではありません。

7個の卵は現在、3つが孵卵器にあり、2つがDNA検査中で、あとの2つはすでに死亡したことが確認されています。

果たして彼らは、遅延受精と単為生殖のどちらで命を授かったのでしょうか。


参考文献

iflscience

元論文

bbc


提供元・ナゾロジー

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