アジが入れ食いに

ダンゴを、仕掛けを投入する前後に落とす。さしエサにはアタリがないが、さしエサはとられる。このため、4Bのオモリを付けて、ダンゴの周りをさしエサのみで落とし込む。

ダンゴの周りにはエサ取りがいる。入れ食いでアジが釣れる。海底の状況がよくなってきたようだ。しかし、チヌの押さえ込むアタリが出ない。時計を見ると納竿まで後2時間となり夕マヅメに突入する。

ついに本命チヌ顔出し

ダンゴを意図的に自爆させて、中層のチヌ狙いを試みる。さしエサはオキアミでアンコに潰したオキアミ、アミエビ、激荒を入れて底から2m上からさしエサの重みを感じながら、ゆっくり穂先を入れていく。

やはり、狙いのチヌは中層にいた。勢いよく、穂先が海中に突っ込んだ。大きくアワせる。水面にいぶし銀をしたチヌが姿をみせた。サイズは今一つだが40cmをゲットする。

この後もさしエサをオキアミからボケに、さらにサナギにかえて中層狙いでグレ、ボラ、ガシラを追加したところで納竿とした。他の釣り人は今一つで、何とか食い渋りチヌ攻略法が成功したお陰でサオ頭になり満足して帰路についた。

カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】
(画像=FC南志摩の桟橋(提供:TSURINEWSライター北村光一)、『TSURINEWS』より引用)

<北村光一/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
FC南志摩

提供元・TSURINEWS

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