6月28日は午前2時に起床、筏川で採取したモエビをエサにウナギ釣りを楽しんだ。今回は置きザオにしたサオの先に付けた2つの鈴の鳴り放題が3回もあり、リリースサイズを合めて釣果は10匹。特盛のうな重まで楽しめた釣行の模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・永井博文)
筏川でウナギ狙い
私に似て食いしん坊のわが家のペットのバカボン君(スッポン)の食材採取のため、6月28日は午前2時に起床。愛車のトランクには釣り道具が積み込んである。水分補給用の水筒を忘れないようにと思っていたら、玄関に水筒と蚊取り線香が準備してあった。
帰宅後、家内に話を聞くと、蚊や毒虫がいっぱいいるので蚊取り線香を持たせるようにと、おやじが準備してくれたらしい。還暦を過ぎても手間のかかる息子のようだ。
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筏川に到着。堤防のヘチをなぞるように数m移動すると、私の体型と同じ丸々と太ったモエビがいっぱい採取できた。そして、すでに河川の水は温水プールのような水温なので、食に貧欲なニョロニョロ君がエビに食いついてくれると確信。釣行が決定した。
置きザオ2本でアタリを待つ
風はなく、少し動くだけで汗びっしょり。早速シャツを着替え、家内が用意してくれたギンギンに冷えた麦茶を飲んで体も心もリフレッシュ。釣り場のプールヘ移動すると、虫がいっぱい飛んでいた(おやじに感謝)。
2本の釣りザオを準備し、卵を抱え丸々と太ったエビの尾っぽをハサミで切り落として尾掛けにし、プールの東側の水門前へ遠投する。サオはガードレールに立て掛けるが、傷が付かないように雑巾の上に並べる。サオ先のケミホタルには鈴を取り付けた。
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釣り座の目の前に駐車できるので、トランクに腰を掛けてサオ先を注視する。足元に蚊取り線香を置き、濃厚ブラックコーヒーを口にした途端、どちらかのサオの鈴がチリンと1回鳴ったような……。ガードレールにサオを立て掛けて5分もたっていない。