目次
5. 日本キャニオンも見逃せない!
6. 白神山地が育む野生動物

5. 日本キャニオンも見逃せない!

青森県と秋田県にまたがる世界遺産「白神山地」の十二湖散策コースをご紹介!
(画像=『たびこふれ』より引用)

十二湖駅から最初のバス停、「日暮橋前」の森から顔を覗かせているのは「日本キャニオン」。侵食・崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったホワイトキャニオンで、個人的な印象としてはミニカッパドキアという感じ。名前の由来はグランドキャニオンだそうです。

青森県と秋田県にまたがる世界遺産「白神山地」の十二湖散策コースをご紹介!
(画像=『たびこふれ』より引用)

八景の池の前から展望台へ続く登山道があり、上から眺めることができます。

青森県と秋田県にまたがる世界遺産「白神山地」の十二湖散策コースをご紹介!
(画像=『たびこふれ』より引用)

また、日暮橋の近くにある遊歩道からキャニオンの足元へアクセスすることができ、下から見上げる白亜の断崖は迫力満点!途中、小さな沢も流れているので足元には十分に気をつけましょうね。

6. 白神山地が育む野生動物

太古の自然が息づく白神山地。そこにはブナ林を中心とした野生動物たちの生態系も育まれています。

天然記念物のニホンカモシカや日本最大種のキツツキであるクマゲラ、出会ったら恐ろしいツキノワグマやニホンザルなど多様な野生動物が生息し、鳥類に限っては89種類もの数が確認されています。

そのほか爬虫類、両生類、魚類、昆虫に至るまでおびただしい数の「生命のつながり」が8000年以上もこのブナの森を支えているのですね。