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国内キャンピングカー販売売上合計額が新車・中古車を合計して過去最高
「40代」のキャンピングカー販売店への来店率が拡大

国内キャンピングカー販売売上合計額が新車・中古車を合計して過去最高

キャンピングカー白書2022が発表!搭載装備ニーズや購入背景に迫るデータをチェック
(画像=『cazual』より引用)

キャンピングカー保有台数の増加に伴い、売り上げ総額についても2021年は過去最高となる635.4億円に。

これにより、2011年時点での約211億円から過去10年間で3倍増と、かなりの需要があることがわかります。

売上構成の中で最も成長が著しいのは、8ナンバーのキャンピングカーで新車・中古車ともに対前年比で100%を超える成長率(新車:122.4%、中古車:108.6%)。

8ナンバーは、シンクや調理器具などの装備が整った車種が多いことから、昨今の新型コロナウイルス感染症や防災対策として、キャンピングカーの存在意義が見直され、購入者が増加したのではないかと考えられています。

「40代」のキャンピングカー販売店への来店率が拡大

キャンピングカー白書2022が発表!搭載装備ニーズや購入背景に迫るデータをチェック
(画像=『cazual』より引用)

累積保有台数・販売売上総額が過去最高を更新した2021年。実際にどのような層が販売店舗へ足を運ぶことが多かったのかについても調査を実施しました。

割合としては50代以上の世代が50%程度を占めており、次いで40代・30代・20代と続く形に。

一方で、20~40代ユーザー層の割合は昨年対比で上昇しており、その中でも40代ユーザーの割合増加(昨対比1.6%増加、25.9%)が最も顕著という結果となりました。

こうしてみると、昔からアウトドアを楽しんでいるベテラン勢だけでなく、若い人の中でもアウトドアが浸透してきているといえるかもしれませんね。

今後は、キャンピングカーに興味を持つユーザーの年齢層が広がることにより、多様なシーンや用途に合わせた仕様やデザインなど、今まで以上のバリエーションが求められていく予感がします。