大学生になると交友関係が広がり、高校生のときよりも月に必要な収入が増えます。また社会勉強のためにも、バイトを始める方も多いでしょう。
しかし、バイトをしすぎて学業が疎かになっては本末転倒。勉学に励みながら一定の収入を得られるよう、バイト量を調節するのが大切です。
今回は参考までに、大学生のバイトの平均時間や平均時給をご紹介。収入の目安についても解説します。これからバイト探しを行う大学生はぜひチェックしてみてください。
大学生のバイトの平均時間
大学生は学業が本分なので、バイトをする場合学業と両立できるかどうかを重視しなければなりません。そのために知っておきたいのが、大学生のバイトの平均時間です。
まずは文系と理系、通常時と長期休暇に分けてバイトの平均時間をご紹介します。
通常時:理系の場合
理系と言っても学部や学科によって忙しさは異なるものの、基本的には年次が上がるにつれて課題の数や課題にかける時間が増えるためバイトの時間を取りにくくなっていきます。
理系の場合、通常時でバイトにかけられる平均時間は10時間以下で、日数は週2〜3日程度。1〜2年次であれば定期的にシフトに入ることができますが、学業が忙しくなる3〜4年次は短期や登録制のバイトがおすすめです。
通常時:文系の場合
理系に比べて文系はバイトの時間を確保しやすいのが特徴。課題が多い期間やテスト前などは学業が忙しくなるものの、平均時間は12時間程度、週2〜4日ほどはバイトをすることが可能なケースが多いでしょう。
夏休みや長期期間の場合
夏休みや長期期間の場合、1日に最大7〜8時間シフトに入り高収入を得る人がほとんど。大学生の夏休みは約2ヵ月と非常に長いので、なかには週4〜5日ほどバイトをする方もいます。
長期休み以外ではなかなかバイトの時間が取れないため、夏休みや春休みなどにしっかりと働く方が多いようです。
大学生のバイトの平均時給
大学生のバイトの平均時給は地域によって異なります。例えば、首都圏・東海・関西の2022年6月時点の平均時給は1,127円。特に飲食店の時給は増加傾向にあり、2022年5月に比べて0.4%増えているデータも公開されています。
参考:2022年6月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査【三大都市圏(首都圏・東海・関西)】
地域によって平均時給は変わるので、自分が応募しようとしている地域の求人を見比べてみてくださいね。