最終釣果は16杯
21時を過ぎ、タナはさらに上がり海面から20~30m程度に。ややムギちゃんの活性が高くなりアタリが増えてくる。水深20mくらいからサミングし、1mくらいずつストンと落としては止め、落としては止めのアクションを繰り返すと30mくらいまでに乗るというパターンを発見。
このパターンをつかんでから釣果を伸ばし、納竿の22時までに16杯のムギイカを釣り上げた。なんとかお土産程度の数は確保したものの、昨シーズンの好釣果を思うと欲求不満の残る釣行となった。

船のホームページによるとこの日、サオ頭の方は60杯も釣りあげていたとのこと。拍手。
釣り人反省会
さてさて、ここからは今回の反省点を紹介したい。
1、用意した疑似餌の種類
昨シーズン好釣果を上げたときにマルイカ用の5cmのスッテと3~4号のスッテがよくアタッたので、今回も筆者はこれらを携えて釣行に臨んだ。プラヅノは昨シーズンまったくアタらなかったので持参しなかったのだが、今回プラヅノを使っている乗船者がわりと釣果をあげていた。筆者は前回の成功体験を過信し、プラヅノを持参しなかったので船上で対応ができなかったのだ。次回はプラヅノも用意したい。
2、変化するタナへの対応の遅れ
前半、海底付近のタナに固執しすぎ徐々に上がっていくタナに対応が遅れてしまい、釣果を伸ばしきれなかった。乗客同士の情報共有と広範囲での探りをもっと頻繁にすべきだったかもしれない。
3、夜光パワー
コンスタントにムギイカを上げていた筆者の右隣りの乗客は、夜光色のオモリを使用していた。加えて1本だけつけていた夜光のスッテのヒット率がかなり高かった。筆者も次回釣行までに入手して試してみたいものだ。
釣行を振り返り、次回はああしてみようこうしてみようと釣果アップ策に思いを巡らすのも釣りの愉しみのひとつであろう。
次回釣行での釣果アップを誓う筆者であった。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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