上越のムギイカ開幕戦釣行へ。昨シーズンが好調だっただけに大きな期待を抱くも、想定外の結果に……。その理由を考えてみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
釣行反省会は必要?
魚釣りは自然が相手。釣れるときもあれば釣れないときもある。当サイトでは華々しい釣果を誇るような記事がWEBサイトを飾っているが、その陰には貧果で記事化されなかったいくつもの釣行がある。少なくとも筆者はそうだ。
TSURINEWS編集長にやさしくボツにされた釣行記がいくつもある。
勝負ごとにタラレバはないという。勝敗が決したあとで、ああすればよかったとかこうすればよかったといっても、せんなきことだ。もちろんそうだ。さて、魚釣りはどうだ。フツーの魚釣りは勝負ではない。レジャーだ。楽しむのが目的だ。反省なんてしなくてもいいが、したっていい。人それぞれ好きにすればいい。
筆者は反省したい。釣行を反省すればした分だけ次回の釣行に活かすことができる。次の釣行で釣果アップにつなげることが期待できるのである。釣果アップすればもっと楽しくなる。そうして少しずつ引き出しが増えていくことが釣り人としての成長というものではないか。ならば、大いに反省しようではないか。釣り人反省会。
というわけで今回は華々しいとは言えない釣果に終わった上越ムギイカ釣行開幕戦を反省したい。
ムギイカの当たり年だった昨シーズン

(画像=ムギイカタックル(作図:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)
昨シーズン(2020年)、上越地方のムギイカは当たり年だった。シーズン中は各遊漁船とも好釣果でにぎわい、100杯以上のいわゆる束オーバーを記録する釣り人も多く出た。筆者も昨シーズンは6月下旬の釣行で100杯には届かなかったが、期待以上の釣果と資源保護のため早めに納竿したほどだった。