開幕戦釣行へ

迎えた今シーズン。6月前半。能生漁港の金栄丸に乗船し、ムギイカナイトゲーム開幕戦に挑んだ。当日は、前半のコマセマダイ釣りと後半のムギイカナイトゲームのリレーだったが、コマセマダイのレポートについてはお察しください。みなまでいわせないでほしい。

上越ムギイカ開幕戦で16杯 トップ60杯と大差がついた3つの理由とは?
(画像=金栄丸(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)

夜7時ごろムギイカのポイントに到着し、1投目。水深約140m。まだ空は日没前の明るさが残る夕映えである。80号のオモリ着底と同時にアタった。着ノリだ。慎重に取り込んだムギイカは3杯。明るいうちに3杯もの多点掛けは筆者的には記憶にない。幸先のよいスタートに昨シーズン同様の好釣果が頭をよぎる。

上越ムギイカ開幕戦で16杯 トップ60杯と大差がついた3つの理由とは?
(画像=いきなり3点掛け(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)

拾い釣りの展開に

しかし、あとが続かない。ぱったりアタリが途絶える。スッテのサイズや色をかえたりエサ巻きスッテを駆使したりしてもアタリなく、海底付近を探り続け4杯目を掛けたのは約1時間後。その後も多点掛けは少なく、ポツポツと1杯ずつ拾う展開。周囲の釣り客も同じよう状況のようだが、それでもある程度コンスタントに釣っている釣り客も見受けられる。

中盤、気づけばタナが上がってきて海面から水深80~90mくらいに。アタリがあっても乗らずにカラアゲだったり、依然1杯ずつ拾う展開。この船では、イカ釣りでは指示ダナのアナウンスはなく、タナの水深は乗客同士で情報共有しチームプレー。中層でアタリが出だしたら当たったタナを覚えておき、次の投入では底までオモリを落とさず覚えておいたタナ付近でラインをストップし、効率よく即ノリ連発を狙う。

上越ムギイカ開幕戦で16杯 トップ60杯と大差がついた3つの理由とは?
(画像=日本海の夕焼け(提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)、『TSURINEWS』より 引用)