スリーピングマットはキャンプマットとも呼ばれ、テント泊の際に寝袋の下に敷き寝心地をアップさせるアイテムでセットで使うのが主流になっています。テント泊向けマットの種類とその特徴や選び方、おすすめのスリーピングマットを5つ選んで紹介します。

目次
キャンプで快適な睡眠を得るには?
テント泊用マットの種類と特徴

キャンプで快適な睡眠を得るには?

地面と体の距離を離す

【2022最新】テント泊向けスリーピングマット5選。初心者必見の選び方も解説!
(画像=出典:photo-ac.com、『暮らし〜の』より引用)

キャンプや登山でテント泊をする際に寝袋が必須ですが、寝袋だけでは地面の凹凸や伝わる冷気を防ぎきれません。快適な睡眠を得るためには地面と体(寝袋)との距離を離すことで断熱とショックを和らげることが大切です。

そのためのアイテムがスリーピングマット(以後マットと省略します)やコットです。しかしコットは重量がありガサばるのでソロキャンプや登山には向きません。いっぽうマットは軽量で携帯・収納性が高いタイプが多いので注目されています。

テント泊には寝袋とマットがセット

テント泊で快適な睡眠を得るために寝袋とマットをセットで利用するのが今や主流になっています。とは言えマットにはさまざまなタイプやモデルが各メーカーから発売されているので初心者の方は迷うことが多いのではないでしょうか。

そこで今回は初心者の方にもわかりやすくテント泊用のマットの種類とタイプや、その選び方のポイントにおすすめのマットを機能別に5つ選んで紹介します。

テント泊用マットの種類と特徴

①軽量で携帯に便利な銀マット

銀マットはアルミを片面に加工しアルミの反射機能を利用し断熱や保温をするアイテムです。銀マットには丸めて収納するロール式と折りたたむ蛇腹式の2種類があり、どちらも軽量で携帯性に優れ広げるだけですぐに利用でき片付けも簡単、他のマットと比較しても最も安価なのがメリットです。ただ厚みが少ないのでクッション性は劣ります。

テント泊で注意するのは夏はアルミ(銀)面を下に向け地面の熱を遮断し、冬は上に向けて体温の反射熱で保温します。使い方を間違えないように注意しましょう。

②クッション性があるウレタンマット

クッション性と断熱性・耐久性が高く過酷な状況下でも使えるのがウレタンマットのメリットです。メーカーにより厚みがまちまちで、当然厚みがあるほど断熱とクッション機能が高くなりますが、収納性が悪くなり重量とガサが増します。

ロール式と折りたたみ式がありますが厚みがある分携帯性は銀マットに比較して劣るので車を利用するオートキャンプ向きといえます。荷物を減らしたいソロキャンプや登山のテント泊には向きません。

③空気注入式のエアマット

携帯性とクッション性に優れているのが空気注入式のエアマットです。使用時には空気の入れようでクッション具合を自分の好みに調節でき、使用後にはロール状に巻きながら空気を抜けばコンパクトになり、持ち運びが楽で携帯性に優れているのが特徴です。

ただ使用時には空気の注入、使用後には空気を抜く手間と時間が必要になるのがデメリットです。またエアマットは風船のような構造なのでパンクに要注意です。

④自動で膨らむインフレータブルマット

空気注入式のエアマットの1種ですが、フォーム内蔵でバルブを開けると自動的に膨らむ便利なマットです。エアマットほどふわふわせずウレタンマットほど硬くない適度な柔らかさで、寝心地が家のベッドに最も近いマットです。

ただエアマット同様、穴があくと使えなくなるので注意しましょう。これは空気注入式の宿命とも言えるので、念のために修理キットを持参することをおすすめします。