あっという間にツ抜け
釣れた魚の外し方を教えた後、再投入してもらう。しばらく誘っていると「アッ!プルプルしてる」と今回はアタリが分かったようだ。
「どうしたらいいですか?」と聞かれ、「もう掛かっているからリールを巻いて」と指示。そして2匹目をゲット。
たるちゃんからは「アタリがあったときはアワせた方がいいですか?」と質問があり「キスの場合は強くアワせる必要はなし。向こうアワセといって勝手にハリ掛かりしてくれるので、サオを軽く上げるくらいでいいよ」とアドバイス。
すると、次から次へと掛けていくではないか。あっという間にツ抜け(10匹超え)した。これでは私の出番がない(笑)。
チョイ投げで広く探りダブル
しばらくすると、アタリが遠くなってきた。たるちゃんには、諦めずに誘い続けてとアドバイスをして、私も愛用のタックルを手にして、チョイ投げをして様子を見てみる。
着底後、ゆっくりサビいてくるとクックッとアタリが出る。しばらく、そのままサビキ続けていると一段と強い引きになった。そこからは早く巻いてダブルでゲット。これで師匠のメンツが立った。
チョイ投げ有利のようなので、たるちゃんにはスピニングタックルに替えてもらう。アンダースロー(船ではオーバースローはNG)の投げ方の手本を見せるが、たるちゃんにはちょっと難しそう。最初は戸惑っていたが、徐々に遠くに投げられるようになってきた。
サビいてくる距離が長くなればアタリも増える。それではと、2匹掛けのコツを教えたところ、これまた難なく達成。ある程度釣れたところで、船長から許可をもらって、「船上干し」を披露して船釣りの楽しみ方を知ってもらう。