様々なジャンルで幅広く使われているスピニングタックル。今回はそんなスピニングタックルで「より飛距離を出すためのテクニック」を紹介して行きたいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター川上克利)

スピニングタックル

スピニングタックルはベイトタックルに比べて扱いやすく、釣りを始めた方の多くが最初に使うのがスピニングタックルでしょう。スピニングタックルはベイトタックルで起きる「バックラッシュ」などのトラブルも少なく、比較的安価なモデルも多く存在します。そんなスピニングタックルですが、アングラーの腕次第では飛距離に大きな差が出るのです。

ここからはスピニングタックルで飛距離を出すためのテクニックを紹介していこうと思います。

今さら聞けない「仕掛けを遠くに投げる方法」:スピニングタックル編
(画像=扱いやすいスピニングリール(提供:TSURINEWSライター川上克利)、『TSURINEWS』より 引用)

1.リリース角度を意識する

仕掛けやルアーを飛ばす際に飛ばす角度を意識したことはありますか?

スピニングリールでは人差し指に引っ掛けたライン(ミチイト)を離すことでラインがフリーになりルアーや仕掛けが飛んでいきますが、このラインを離すタイミングが重要なのです。離すタイミングが早すぎるとルアーが山なりになりすぎて飛んでいかないし、逆に離すタイミングが遅すぎると水面にたたきつけるような形になってしまうのです。

ラインを離すベストなタイミングは「斜め45度、10時から11時の角度」です。このタイミングでラインを離すのが最も飛距離の出るタイミングとされています。投げるのが苦手な方でも、ある程度コツをつかめば意識せずにこの角度でラインを離す癖ができます。