社会実験型の作品「BWTC」
100秒で1000円。東京都の最低賃金が時給1041円(記事執筆時点)であることを考えると、魅力的な金額です。しかし、コネルは“稼げるバイト”を提供したいわけではありません。

BWTCは、目には見えないさまざまなデータが無意識に取引される時代に、情報の価値について考え、新たな取引の形を模索することを目的とした企画。“不透明なデータの価値”と“脳波計の大衆化”をテーマに、展開しています。
BWTCについて「便利・ヘルスケア・安心以外のデータの価値と向き合うきっかけを作りたかった。今回のイベントを通じて、まずはこれらを議論する場を提供できれば」と話していた出村氏。
同氏は、「BWTCは社会実験型の作品。報道やSNSの投稿を含めた取り組み全体が作品です」とも話します。体験後は、“作品の一部”として、感じたことや考えたことを発信したり共有したりすると、より楽しめるかもしれませんね。
BWTCの会場に足を運ぶ方は、感染症対策をお忘れなく。オフラインでの体験は難しい、控えたいという方は、メタバース会場「BWTC Metaverse Store」でリアル会場の雰囲気を少し楽しめます。
BWTC Metaverse Storeでは、脳波の買い取りはおこなっていませんが、5名の有識者の脳波データをもとに作成した脳波絵画をNFT作品として限定発売中です。
BWTC
PR TIMES
(文・Saki Amano)
提供元・TECHABLE
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