2014年に軽量、コンパクトで扱いやすいスクーターとしてリリースされたバーグマン200。

当時はマジェスティSやPCX150など原付二種程度の車体サイズで高速道路が走れる車種が人気。

そんな中で250㏄のビッグスクーターを一回りコンパクトにした車体に200㏄エンジンを搭載したバーグマン200のリリースには驚きました。

安全への意識が高まる昨今。バーグマン200にはABSの設定がないのが残念に思っていましたが、2021年に標準装備に。

150㏄クラス車両だとフロントのみABS採用される1チャンネルが主流ですが、バーグマン200は前後の2チャンネル。

安全性がグッとアップしたバーグマン200の街中での使い勝手や高速道路の走破性をチェックしてみました。

目次
バーグマン200ABSの足つき
バーグマン200 ABS の燃費

バーグマン200ABSの足つき

バーグマン200ABSの足つき/燃費/走破性などの試乗インプレッション
(画像=『Moto Megane』より引用)

バーグマン200 ABS シート高:735mm 車両重量:165kg

僕の身長は164cm。

色々な車種に試乗させて頂いていますが、シートに跨って両足が地面にベッタリ設置する車種はごく少数。

ですがバーグマン200に関しては両足ともベッタリ設置するので安心感があります。

バーグマン200ABSの足つき/燃費/走破性などの試乗インプレッション
(画像=『Moto Megane』より引用)

スズキのスクーターに伝統的に採用される左右の足元付近を絞り込んだ形状のカット・フロアボードも足つき向上に一役買っています。

リリース時161kgだった車両重量はABSを採用することで4kg増えて165kgに。

少々重量は増えましたが、それでも軽量であることは間違いなく、両足がベッタリ設置することもあって跨ったままで車両を取りまわしするのは楽でした。

バーグマン200 ABS の燃費

バーグマン200ABSの足つき/燃費/走破性などの試乗インプレッション
(画像=バーグマン200サイドビュー、『Moto Megane』より引用)

今回のバーグマン200の試乗では200km程度走行しました。

後半少し高速道路も走行しましたが、大半は市街地の走行です。

このような状況で燃費計の数値は28km/Lでした。

バーグマン200のタンク容量は10Lなので、計算上は280km走れることに。

高速道路走行中は燃費系の数値がぐんぐん良くなっていたので、高速道路を使ったツーリングでは燃費が伸びそうです。