この時期になると伊勢湾奥に出没する新子のタチウオ。年によって当たり外れの多い魚だが、今年はかなりの数が接岸しているようだ。今回は本格的にエサを使ったフカセ釣りでタチウオを狙った。このフカセ釣りの予想以上の難しさと面白さをレポートしよう。
四日市港で新子タチウオ釣り
タチウオを普段はルアーで狙っているが、今回はエサを使ったフカセ釣りで狙う。過去に何度か試してみたことはあるが、予想以上に難しく、また予想以上に面白い。本格的に狙うのは今回が初めてなので期待も高まる。
釣行したのは6月27日の夜。午後7時半に四日市港に到着し、まずはジグヘッドでアジを狙う。アベレージサイズは、現時点で10cm強。普通ならサビキで狙うところだが、エサには1、2匹あれば十分なので、効率より楽しさ優先なのだ。
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(画像=夜の波止釣りで新子タチウオ12匹手中 丁寧なエサ付けがかなり重要?まずは小アジを確保(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)、『TSURINEWS』より 引用)
ちょっと苦戦したが、なんとか小アジを2匹確保して明かりのない所に移動。集魚灯をセットしたら、あとはタチウオが寄るのを待つばかりだ。
集魚灯をセットして10分ほどで明暗の境目に浮上するタチウオが確認できたので、早速短冊に切ったアジを投入。
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(画像=夜の波止釣りで新子タチウオ12匹手中 丁寧なエサ付けがかなり重要?集魚灯に寄ってきたタチウオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)、『TSURINEWS』より 引用)
当日のタックル
タックルはメバル用のルアーロッドに、短いワイヤーリーダーとシングルフックをセットしただけの超シンプルなもの。ハリとエサの重さだけでゆっくりと沈めていく。
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(画像=夜の波止釣りで新子タチウオ12匹手中 丁寧なエサ付けがかなり重要?タチウオ仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)、『TSURINEWS』より 引用)
レンジが深い場合はマーカーとしてラインにケミホタルをセットすることもあるが、集魚灯で足元まで寄せるため基本的にはサイトフィッシング。投入したらフリーフォールさせ、ある程度まで沈めたら誘い上げてまたフォール。この繰り返しでエサを見せていく。
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(画像=夜の波止釣りで新子タチウオ12匹手中 丁寧なエサ付けがかなり重要?エサは小アジの切り身(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)、『TSURINEWS』より 引用)