目次
3.大王わさび農場名物本わさび丼!わさびソフトも
4.大王わさび農場のパワースポットを巡ろう
3.大王わさび農場名物本わさび丼!わさびソフトも
さて、前置きが長くなりましたが、さっそく大王わさび農場のグルメをご紹介していこうと思います。大王わさび農場には、名物本わさび丼を提供するレストランをはじめ、信州そばがいただけるおそば屋さん(もちろんおいしい本わさびでいただきます)、わさびソフトクリーム、わさびコロッケ、わさびフランク等様々なわさびグルメが楽しめる露店があります。
まずは名物本わさび丼から! 本わさび丼がいただける「レストラン大王」。

今回私が大王わさび農場を訪れたのは7月初旬の気温30度を超える真夏日でした。わさび田を臨む素敵なテラス席もありましたが、あまりに暑かったため、冷房の効いた店内を選びました(笑)。涼しい......。

店内もロッジ風でおしゃれですね。店内奥には、わさび田ビューのカウンター席もあります。

こちらが噂の本わさび丼!丼にはこだわりの2種類の鰹節、のり、白ごま、小葱、それからご飯の下にマグロのたたきが入っています。小皿はほろっこ漬け、野沢菜と長いものお漬物、それからわさびの葉っぱの天ぷらです。わさび丼、どうやって食べるんだろう、、、。

ありました、虎の巻。
ほろっこ漬けとお醤油を丼ぶりにのせ、全体をよくかき混ぜて、と。それからお作法に習って生わさびをすりおろし、贅沢に乗せて食べてみました。
......おいしい!いつものわさびと一味も二味も違いました。香りが豊かで甘味があり、大満足の一品でした。

こちらは一緒に注文した「わさびてん」。わさび味の緑色のところてんです。太陽がぎらぎら照り付ける暑い日だったので、ひんやり冷たいわさびてんを食べて生き返りました。とてもおいしかったです。
お次は「わさびソフト」!
大王わさび農場入り口付近に、わさびグルメを提供する露店が並んでいます。お店の前にはテーブルと椅子が並んでいて、ちょっとしたフードコートのようになっています。私がざっと見ただけでも、わさびコロッケ、わさびコロッケバーガー、わさびフランク、わさびビール、わさびかき氷、と数々のユニークなわさびフードが販売されていました。
今回はわさびソフトをチョイス。

わさびのソフトクリーム!? と思うかもしれませんが、これがとても合うんです!わさび特有のツーンとした辛さはなく、わさびの香りがふわっと広がります。甘さ控えめのソフトクリームで、甘いものが苦手な方もすっきりおいしく召し上がれると思います。
わさび田を巡った清水が集まる蓼川(たでがわ)でクリアボート体験

大王わさび農場の広大なわさび田を巡った湧水は、蓼川に集まります。一日の水量70万トンを誇るこの蓼川でクリアボート体験ができるんです。川の底まではっきり見える澄んだ水に、体験前から心が弾みます。
ボート乗り場は大王わさび農場の駐車場すぐ横です。

ボート乗り場では、熱帯アマゾンのレンジャー風のお兄さんが楽しく出迎えてくれます!
チケットを購入し、ライフジャケットを着用して、いざ、ボートに乗り込みます。ボートは12人前後乗りで、舵を取ってくれるスタッフさん1名が同船してくれますが、基本的には自分たちで漕ぐスタイルです。
全年齢乗船可能ですが、ご自分で漕げる方限定のアクティビティだそうなので、お年寄りの方がいる場合は注意が必要です。また、赤ちゃんは親御さんと一緒なら乗船可能だそうですが、事前にルールを確認したほうが良いかと思います。
さて、私が体験したのは、所要時間20分で、行きは蓼川を遡り、帰りは流れに任せて下ってくるコースです。

ボートに乗り込むと一人一本オールを渡されて、簡単にボートの漕ぎ方のレクチャーを受けます。上りは協力してボートを漕がなくてはならないので、写真撮影は禁止!水がとってもきれいなので、取りたい衝動にかられましたが、気持ちをぐっとこらえました。
ボートに乗り合わせた皆さんと一生懸命漕いでいきます。日頃運動不足の私にはちょっときついなーと思いましたが、偶然乗り合わせた皆さんと力を合わせてボートを漕ぐというのはなんだかいいもので、がんばれました。

こちらのさわやかな笑顔のスタッフさんが、舵を取りながら「いっちにー、いっちにー」と明るく声をかけてくれます!
ひとしきり漕いだら、帰りは下りです。らくちんらくちん。靴を脱いで足を水に浸けながら下ってくることができます。澄んだ水は、冷たくてきもちいい!

川側からの水車を見ることもできます。映画「夢」のロケ地として使用された際に、黒澤明監督から有償で譲っていただいた水車だそうです。趣がありますね。

水が太陽の光で本当にきらきらしています。水面下には、白いかわいらしい花が咲いていたり、周りをハート型の黒いトンボがたくさん飛んでいたりと、自然に溶け込んだかのような気分でゆったりとした時間が流れました。
スタッフの方は知識が豊富で、動植物の説明だけでなく、安曇野や蓼川の自然にまつわるお話をしてくださいました。
大王わさび農場のクリアボート体験は、美しい清水に癒される至極のアクティビティでした!
4.大王わさび農場のパワースポットを巡ろう


大王わさび農場には、パワースポットが散在しています。涼しげなわさび田の周辺をハイキングするような感覚でパワースポットを巡ることができます。入り口の総合受付案内所で手に入るマップを片手にぜひ探索してみてください。それでは、3つのパワースポットをご紹介していきたいと思います!
1. 大王窟・開運洞

昔安曇野を治めていた魏石鬼八面大王(ぎしきはちめんだいおう)が最後の戦でたてこもったといわれている有明山の麓、宮城の岩屋が再現されているそうです。暗い岩屋の中に入ってみると、すごく涼しい(歓喜)。
奥へ進んでいくと......

七福神を発見。ご利益ありそうです!(開運洞)
2. 幸いのかけはし

わさびの花ことばは、「目覚め」「うれし涙」だそう。そんな花言葉を持つわさび田の上にかかっているこの「幸いのかけはし」、カップルでこの橋を渡ると幸せになれるといわれています。

こちらが橋からの眺望。見渡す限りのわさび田です!圧巻!
3. 八面大王の御神水
最後にご紹介するのは、八面大王の御神水です。

美人の水と、

知恵の水。
大王わさび農場の湧水は、過去に環境省が行った名水百選総選挙において、二部門で日本一を獲得したすごい水なんです。ということで、ありがたく、あやかりましょう。私は「きれいになれ~」「かしこくなれ~」と美人の水も、知恵の水も両方いただきました!
今回は、「大王窟・開運洞」「幸いのかけはし」「八面大王の御神水」の3スポットをご紹介しましたが、大王わさび農場には、他にも魅力的なパワースポットがいくつかあるので、探してみてくださいね。