最も重要なところ
次にワタと肝を分ける。ここが最も重要なところ。ワタは水道水をあてながら、軽く摘まんで取り除く。あとは肝。肝には苦玉と呼ばれる黄色い玉が付いている。これは魚の胆のうにあたり、破れやすい。これを破ってしまうと、頭の周りの身や肝に苦味が移って不味くなる。そのため、慎重に取り除いてほしい。
もう1つの苦玉も除去
忘れがちなのが、もう1つの苦玉。大半の人が黄色いほうを取れば安心するが、そのすぐ横に赤茶色をした苦玉がある。これも黄色と同じくらい苦い。大型のカワハギだと、分かりやすいものの、中小型は見逃すことが多い。そこで、大小に関わらず、苦玉の位置を知っておくといいだろう。