秋ごろから釣期を迎えるカワハギ。涼しくなるにつれて「肝入り」もよくなっていく。しかし、さばく時にうっかり内臓(ワタ)の苦玉を傷つけてしまうと、身はおろか、肝まで台なしになる。そこで今回は、おさらいの意味も含め、さばき方を紹介する。

釣り場での下処理

釣れたカワハギはナイフなどを使って締め、しっかり血抜きをする。余裕があればアンテナと呼ばれる棘(背ビレ)も落としておこう。

下処理の手順

持ち帰ったカワハギは軽く水洗いし、さばいていく。手順としてはまず、アンテナの付け根付近から包丁を入れ、そのまま真ん中くらいまで押し込めばOK。

カワハギの捌き方と肝(キモ)の摘出方法 2つある『苦玉』に要注意
(画像=アンテナ近くから包丁を入れる(提供:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より 引用)

あとは頭を持って胴体と引き裂くようにして外す。この時、頭側に肝とワタが一緒についてくればGOOD。

カワハギの捌き方と肝(キモ)の摘出方法 2つある『苦玉』に要注意
(画像=頭を持って引き裂く(提供:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より 引用)