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テストステロンが減少するとどうなる?
テストステロンはなぜ減少する?

テストステロンが減少するとどうなる?

【テストステロン】減った時のリスクとは? 基本と増やす方法を詳しく解説
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

テストステロンが減少するとどうなってしまうのか?

前項で外観やその印象について触れたが、テストステロンは健康面にも大きく影響する。もちろん個人差はあるが、減少してしまうとさまざまな症状が現れる可能性があるのだ。

代表的な症状をいくつかご紹介しよう。

性機能の低下

性機能の低下は年齢と共に訪れるもので、仕方のないことだと思っていないか? それは大きな間違いで、実はテストステロンの減少が原因の一つとされている。

事実、50代以上になっても性に積極的な男性は多い。

主な症状として、性欲の低下、性的興奮の欠如、勃起不全などが挙げられる。

ある程度歳を重ねた方なら、こういった症状は気にならないということもあるだろう。しかし、若くしてこうした症状に見舞われる方も少なくない。そのため、注意が必要だ。

身体への影響

テストステロンの減少は身体への影響も大きい。これを性機能の低下より問題視する方もいるだろう。

テストステロンが減少すると、筋力が衰えたり、脂肪が増えたり、体の疲れがとれなかったりと、生活していく上で支障が出る症状を誘発する可能性がある。

特に脂肪が増えると、メタボリックシンドロームに繋がっていくこともあり、大変危険だ。肥満は疲れを溜めやすくもなる。適度な体型の維持が大事だ。

精神への影響

テストステロンの減少による精神への影響は注意が必要だ。

主な症状としては、モチベーションの低下、不眠、気分の落ち込みなどが挙げられる。誰もが日常の中で経験することではあるが、テストステロンの減少によって引き起こされた場合は、特に症状は顕著だ。

不眠となってしまった場合、不安感が増し、それも段々とストレスになっていく。ストレスが溜まれば、イライラし、いずれ気分も落ち込む。一つの症状が多くの症状へと繋がっていくのだ。

テストステロンはなぜ減少する?

【テストステロン】減った時のリスクとは? 基本と増やす方法を詳しく解説
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

なぜテストステロンは減少してしまうのか? 冒頭でも述べたように、年齢と共に減少していくというのが一般的な考え方だ。20代をピークに誰しもが徐々に減少していく。

しかし、加齢だけが減少の原因ではない。

それぞれのライフステージやライフイベント、生活スタイルや考え方が大きくテストステロンの増減に影響を及ぼす。そのため、テストステロンの増減は個人でかなり差が出る。具体例をいくつかご紹介しよう。

加齢

加齢は誰しもが避けては通れない、テストステロン減少の原因の一つだ。

テストステロンは20代をピークに徐々に減少していく。これはどんな生活スタイルや考え方をしても抗うことのできない現実だ。

体を使えば使うほど、機能や性能が衰えていく。若かりし頃にしていた筋力トレーニングをしても同じ結果が得られないと言えばイメージがしやすいだろう。

テストステロンの減少を止めることはできないが、正しく体のメンテナンスをすれば減少を抑えることはできる。気を付けていきたいところだ。

ストレス

テストステロンを減少させる大きな原因として、ストレスが挙げられる。

年齢を重ねるごとに、若い時には感じることがなかった社会的責任や家庭環境の変化、そして人間関係。これらによって生じるストレスがテストステロンの減少を加速させる。

テストステロンが減少すればモチベーションも下がり、仕事や私生活に悪影響を及ぼす。パフォーマンスが下がることによって、またストレスが溜まる。まさに負の連鎖と言えるだろう。

生活している以上、ストレスを感じずに生きていくことは不可能だ。自分なりのストレス発散方法を見つけて改善していく必要がある。

食生活

生きていく上で大切な食生活。テストステロンの減少に大きく関わりがあると言われている。

食生活が乱れていたり、偏っていたりすると、テストステロンの分泌機能を低下させ、肥満やストレスに繋がっていく。筋肉や骨の形成に影響を与えるテストステロンにとっては障害にしかならない。

美味しいものを好きなだけ食べることは実に幸福なひと時だ。しかし、テストステロンが減少してしまうと、その幸福を感じることも難しくなっていくだろう。気をつけながら、美味しく楽しく食べていこう。

睡眠不足

睡眠不足はテストステロンに限らず、体にさまざまな悪影響を及ぼすことで有名だ。

男性ホルモンの多くは睡眠中に生成される。もちろん、テストステロンも例外ではない。仕事や私生活が原因で睡眠不足になってしまうと、テストステロンを満足に生成できず、慢性的な倦怠感に見舞われるだろう。

疲れが溜まれば、ストレスも溜まる。切っても切り離せない関係だ。負の連鎖に陥らないように気をつけてほしい。

運動不足

運動不足は多くの方が抱えている問題ではないだろうか。仕事をしていたりすると、どうしても運動する時間を確保できないことが多い。

当たり前だが、運動不足になると脂肪がつきやすくなる。脂肪がつくと、テストステロンが減少していく。代謝も悪くなってしまい、脂肪燃焼が困難になる。

一度ついた脂肪は、そう簡単にはなくならない。燃焼するためにはかなりの努力が必要になる。そうならないためにも、日頃から気にしておく必要があるだろう。