オールシーズン使えるシュラフ3選
1:RABAIMA BAG S 600
RABAIMA
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ナンガのシュラフの中では少し珍しい封筒型のシュラフです。封筒型のためキャンプだけではなく、布団のように車中泊でも気軽に使えます。
構造も敷布団、掛け布団のようになっており、背中側はダウンよりも潰れにくい化繊を採用し、お腹側は掛け布団のようにふんわりとしたダウンを採用しています。本品は快適温度の記載がありませんが、中綿が600gしかないため薄着では夏におすすめモデルです。
ゆったりサイズ
本品の大きさは80×215cmです。マミー型と変わらない大きさですが封筒型のためゆったり使えるところポイント。また、本品はシングルサイズですが、ナンガにはファミリーキャンプに人気のWサイズのRABAIMA BAGもあります。
Wサイズには、より寒さに強いRABAIMA BAG W 1000もあるため冬のファミリーキャンプでも使えます。
2:オーロラライト350DX
オーロラライト350DX
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オーロラライト350はナンガの他のシュラフと比べ軽量化されており、春~秋の比較的暖かい時期に使いやすいモデルです。ナンガが独自に開発した防水透湿素材が使われているため湿気を溜め込むことはなく、結露で中綿が濡れることもありません。
中綿にダウンを使用しているため収納サイズが直径13×25cm、総重量が730gと非常にコンパクトなりオートキャンプだけではなくツーリングにも使いやすいモデルです。
平地なら晩秋でも使いやすい
本品は封筒型よりも保温性が高いマミー型でなおかつ、保温性に優れるダウンを使用しています。そのため、快適温度が5度と比較的寒さに強いモデル。地域や天候に、寒さの感じ方により多少異なりますが、晩秋でも使える保温性の高い人気モデルです。
3:UDD BAG 380DX
UDD BAG 380DX
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ナンガのUDDシリーズは前述したオーロラライトよりコスパが高いモデルです。また、ふわふわとした品質の高い羽毛によりコンパクトに収納できることからオートキャンプ以外でも使いやすいモデルと言えます。快適温度は3度になっており厚着をしたりストーブを導入したりすると晩秋の標高の高いキャンプ上でも使えます。
中綿の毛量は前述したオーロラライトよりも多いですが、収納サイズは直径13×25cmとコンパクトなままです。
羽毛の弱点を克服
羽毛は水に濡れるとしぼんでしまい、保温力が著しく低下します。ですが、本品は羽毛が濡れないように羽毛に撥水加工を施しており水濡れにも強いモデルです。完全防水ではない点は注意が必要ですが、多少の結露なら水を弾いてくれます。
冬山に特化したもの2選
1:オーロラライト750DX
オーロラライト750DX
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オーロラライトの中でも中綿の量が増え、寒さに強くなったモデルです。生地にはきちんとナンガ独自開発の防水透湿素材を採用しているため、冬用でも過度に蒸れる心配がなく、結露でシュラフが濡れないように防水カバーを追加する必要がありません。
秋~冬でも使えるように保温性が高くなっており、快適温度は-8度。毛量が増えても軽いため総重量は約1.3kgとなり収納サイズも直径19×31cmとコンパクトです。
保温性を高める特殊な構造
毛量が600gを超える秋冬向きモデルのオーロラライトシリーズは、チタンスパッタリング材を使用しており、蓄熱や保温効果をより高める構造になっています。生地表面の防水透湿素材だけではなく、冬用の構造になっている点も魅力的です。ただし、非常に暖かくなっているため夏での使用は向いていません。
2:UDD BAG 810DX
UDD BAG 810DX
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本品の中綿の毛量は810gもありますが、収納サイズは直径19×31cmです。先程紹介したオーロラライト750よりも毛量が多いですが、収納サイズは変わりません。
UDDシリーズは生地表面に撥水加工はありませんが、中綿に撥水加工が施されています。また、ダウンの質を表すFP(フィルパワー)は770になっておりオーロラライトよりも少しだけふわふわとしたダウンが使われています。
やや寒さに弱い
本品はオーロラライト750と比べると毛量が多いため、柔らかくふわふわとした質感があります。その反面、快適温度は-7度となるため少しだけですが寒さに弱いため厳冬期の高山でにはむいていません。また、生地自体には撥水加工がないため防水性のあるカバーと併用したほうが確実に水濡れを防げます。