目次
緊張しない人の心理的特徴
緊張してしまう原因

緊張しない人の心理的特徴

緊張しない方法はある?原因から克服方法まで徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

緊張してしまうのは誰であってもあり得る話ですから、致し方ない部分が無いとは言えません。ですが、世の中にはそういった人が憧れてしまうような緊張を感じさせない人も居るものです。

心理的特徴①他人の評価を気にしない

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

そういった人たちは、まず他人からの評価を気にしたりはしません。勿論他者からの客観的な評価というのは非常に重要なものではありますが、緊張しない人にとってはそれがさほど重要なものとは捉えられていないのです。

他人からどう見られているのか、という点にこだわり過ぎた結果、自意識が過剰になるのも緊張しやすくなる原因の1つです。

その点、緊張をしない人、あるいはしていないように見える人は、他者評価よりも自分が何をするべきか、自分ではどう評価できるかといった自己評価が優先されています。それゆえに、目の前の事に集中でき緊張など二の次な状態になっているのです。

心理的特徴②落ち着いている

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

続いて、落ち着いた状態を維持できている事が挙げられます。緊張ばかりする人は、大切な場面に出くわしたとき、自分に対するプレッシャーや不安などから精神的に不安定な状態に陥っていると言えます。

緊張していない人は、その場面に自分が出るのは最初から分かっていますので、事前の準備を入念に行い、そして不測の事態が起きた場合に関しても想像し対処できるよう整えているのです。

また、本当は緊張していても、それを表に出さないコントロールをしている場合もあります。これも事前準備がしっかりできているからこそで、後は対処すればいいだけ、という落ち着いた心理が出来上がっています。

心理的特徴③ネガティブなことを口にしない

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

緊張しやすい人は、おそらく準備するときなどに「失敗したらどうしよう」などといったマイナスな発言をつい言ってしまっていると思われます。何気なく言った言葉でも、そうした後ろ向きな発言は周りに対してもマイナスな影響を及ぼしているものです。

これは、自分に対しての自信のなさ、すなわち自己評価の低さから出ているものと考えられます。自然な流れではあるものの、そうしていると実際に本番で本当に失敗してしまいます。

一方、緊張していない人がそんな言葉を使っているかと言われれば、答えはノーです。常に前向きな発言をしていて、どうしたら成功させられるか、魅力的jに見せられるかといったポジティブシンキングで物事を捉えています。

心理的特徴④自分に自信がある

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

緊張しやすい人と緊張しない人が対極に位置しているのならば、その心理状態も180度真逆です。すなわち、緊張ばかりする人が自分に対する自信がなく、自己評価を低くしているのに対して、緊張を感じさせない人は自分に自信を持っているのです。

これは、完璧さを求めていないのが関係しているところがあります。誰でも100%の出来は無理というのが分かっているので、パーフェクトでなくともそれなりにできれば成功、と考えていて、失敗や完璧さにこだわっていません。

また、多少緊張を覚えていたとしても、これをいい機会だと捉えるのです。自分がなぜ緊張を覚えているかを客観的に捉え、それを今後の課題や成長のチャンスと認識できています。

緊張してしまう原因

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

同じ人間なのですから、緊張しやすい人も緊張しない人間になれた可能性は十分にあります。なのにプレッシャーを常に抱えているのは、個々人に原因が隠れているからです。

原因①過去の失敗

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず考えられるのは、過去に経験した失敗です。この場合、元こそ緊張しすぎるような性格ではなかったものの、大勢に見られている前といった大事な場面での失敗を経験したがゆえに、失敗するのを恐れてしまうトラウマを抱えているのです。

時間が経過した現在でもこのトラウマが心の中に燻り続けており「あの時に用に失敗してしまったら」という心配が常に付きまとっていて、結果として緊張を誘発し、本来の実力を発揮できない状態になります。

原因②準備不足

緊張しない方法はある?原因から克服方法まで徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

続いては、準備不足です。緊張しない人の特徴の中でも触れていますが、事前の入念な準備というのは非常に重要なものです。必要十分な用意をしていれば、体勢はしっかり整っていると自覚できますので、自然と安心感が生まれます。

この準備が不足している状態だと、余裕のない状況の中で動く必要が出てきます。そうなれば当然、想定外のトラブル等が発生した際に対処の仕様がありませんので、そういったイレギュラーに対しての不安から緊張を抱え続けます。

原因③周囲の視線

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

周りからの視線を気にし過ぎてしまうのも、原因の1つです。特に人前に立った時が顕著で、「失敗してしまったら…」「マイナスな印象を持たれていたら…」というように過剰に人からの視線を気にしているのです。

これは、心理的特徴の中でも述べたように他人との比較を毎度しているからというのも関係している可能性があります。実際には他人が自分に対してそこまでの意識を向けていない事の方が多いので、考え過ぎと割り切った方が良いのです。

原因④普段とは違う状況

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

状況がいつもと違っているというのは、誰に対しても少なくない不安感を与えるものです。普段緊張などまるで感じさせない人であっても同じですが、ここで大切になってくるのが経験や場数の違いとなります。

今までに何度も、非日常的な空間の中にいる経験が出来れば、自然と人はその経験の数から慣れていくものです。ですが、それが不足している状態ではどんな事が起こるかの予測も出来ませんので、結果的に不安と緊張が肥大化していきます。

原因⑤劣等感を抱いている

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

もう1つ、劣等感やコンプレックスを抱えているのも原因に数えられます。劣等感というのは、すなわち自分の一部分、あるいは大部分に対しての自信のなさを意味しています。

これを強く持ち続けていれば、当人の言動も著しく自発的に制限させられます。いわば無意識的に堂々とした行動が出来ない状態となり、客観的に自分を見つめ直したり、劣等感と緊張を切り離す努力が必要な状態です。