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軽キャンピングカーに長く乗る方法
【まるなな節炸裂!】印象深い車中泊エピソード
軽キャンピングカーに長く乗る方法
軽トラックをベース車とするテントむしは、居住空間となるキャビン自体が重く、走行する際にエンジンや足回りへの負担が大きくなります。
そういった負担を少しでも軽減して長く乗るためには、とにかくオイル交換をマメに行い、エンジンを長持ちさせる必要があるそうです。
新車や年式も浅く、状態の良い中古車であれば、1万kmごとあるいは半年おきにオイル交換を行うのが一般的ですが、まるななさんが購入したテントむしのような中古車は、3,000kmに一度の頻度で点検・オイル交換を行うことが大切です。
また、積雪地域では道路に雪が積もらないよう、塩化ナトリウムや塩化カルシウムといった”融雪剤”が冬の間頻繁に道路に撒かれています。
この融雪剤が原因で車の足回りが錆びやすく、足回りが錆びてしまうと廃車同然として扱われてしまいます。
そのため、冬に出かけた際は、家に帰るとすぐに足回りに丹念に水をかけて融雪剤を流し落とす作業を行っているそうです。
また、北海道では、毎年冬になると車の足回りに防錆加工を施すことが通例となっており、まるななさんも例にもれず年1〜2回の頻度で防錆加工を行っています。
まるななさんの話を聞きながら、土地柄や車種に合わせたメンテナンスが長く愛車に乗れるコツなのだと感じました。
【まるなな節炸裂!】印象深い車中泊エピソード
未来を決めた2択!? 初めての函館旅
車中泊をはじめてすぐの頃、まるななさんはふと仕事終わりに函館に行こうと思い立ちます。
急遽決まった旅だったので、荷造りもそこそこに函館へ出発。そして、そこからフェリーで本州に渡り、初めての青森・車中泊旅を堪能します。
その後一晩を過ごし、家路につこうとニュースを見ると、北海道に台風が上陸するという情報が入ってきます。
大体の台風は、北海道に到達する頃に温帯低気圧に変わってしまうため、台風が北海道に上陸すること自体珍しく、また今回直撃する地域は道東とのこと。
その情報を耳にした時、まるななさんは大変驚いたそうです。
なんと、今回車中泊旅のもう一つの候補として考えていた地域が、その道東だったのです!
さらに台風が直撃したことで、メインストリートをつなぐ橋が崩壊してしまい、もし道東に行っていたら帰れなくなっていたところだったと知ります。
運命を分ける究極の選択をしていたまるななさん。聞いている側もひやりとするエピソードですね。
積雪地域ならでは?空港での緊急車中泊
お仕事の都合で東京へ向かうことになったまるななさんですが、その日は降雪量が多く、JRなどの交通機関は運休、道路も一部閉鎖状態。
そんな飛行機も飛ぶかどうかわからない状況の中で、空港に向かいます。
しかし、運悪く空港に着いてから飛行機が運休となったことを知ることに。
道路も封鎖されてしまい、帰ることもままならない状況となったまるななさんは、急遽車中泊をすることとなりました。
空港に来ていた周囲の人は車中泊用の装備やアイテムを備えているわけではないため、真冬の車中泊に戸惑う人も多いなか、まるななさんはいつもどおりに過ごし、改めて軽キャンに乗っていてよかったなと実感したそうです。
非常事態に車中泊をする場合がありますが、何も準備していない状態での車中泊は気温や環境によってはかなり危険が伴います。
まるななさんは北海道での”極寒車中泊”を通して、冬の車中泊に何が必要かを見極めていったそうです。