1投目から7連掛け

第1投は5色分(1色は25m)のイトが出たところに着水する。イトふけを取ってからゆっくりと巻き始めると、さっそくサオ先にシロギス特有のブルッというアタリ。前情報では20cmを超える良型が鈴なりで上がってくると聞いていたが、どうもそんなサイズのアタリではなさそうだ。

約1色分の距離を引いてから回収してみると、何と7本バリにパーフェクトでシロギスがついている。ただしサイズは全て12cmくらいのいわゆるピンギスだ。

このサイズでは物足りないなあと思いつつ、横を見ると伊達会長が良型を釣り上げている。距離を聞くと「3~4色でアタリがある」とのことなので、今度は5色に落としてから1色分を速巻きしてから4色付近から丁寧に探ってみる。すると、1投目とは明らかに違うグルグルッとサオ先を絞り込む力強いアタリが出る。構わず1色分をサビいてから回収すると、18~20cmが3連でヒットした。

投げキス釣りで27cm登場 7連掛けも【鳥取・弓ヶ浜&夢みなと公園】
(画像=連掛けを楽しむ釣友(提供:TSURINEWSライター長谷川靖之)、『TSURINEWS』より 引用)

チャリコとピンギスに苦戦

よしこれからだ、と今度は全てのハリにチロリを刺して投入するとやはり同距離で20cm前後のシロギスがヒットする。しかしこの時からシロギス以外に今年生まれたばかりの豆チャリコ(マダイの稚魚)が掛かるようになってきた。これが掛かると、仕掛けがヨレて戻ってくるので毎回取り替えないといけないので煩わしい。

しかも日が昇るに従って、シロギスのサイズが小さくなり、ピンギスしか掛からなくなってきた。