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辞めた後の進路にはどんなものがある?
社会に出る場合は?
辞めた後の進路にはどんなものがある?
大学を辞めた後の進路の一例を三つ解説します。大学を辞めたいと思っている人は、退学後の進路を明確にした上で決断しましょう。
ほかの大学や専門学校などに通う
まずは、別の大学に入り直したり、手に職をつけるために専門学校に通ったりする方法が挙げられます。
今の大学を中退しても、別の大学に入り直して卒業すれば、大卒の学歴を手に入れることができます。もちろん、企業の大卒以上の求人にも応募可能です。
専門学校は、すでにやりたい職業が決まっている人におすすめです。国家資格の取得支援に力を入れている学校もあるため、将来手に職をつけたい人は専門学校に通ってもよいでしょう。
留学する
大学を辞めて、留学に行く人も珍しくありません。留学中はアルバイトができないケースが多いものですが、ワーホリなら現地の語学学校に通いながらアルバイトができます。
留学やワーホリに行く際は、退学前にあらかじめ準備を進めることが重要です。日本と海外では入学時期が異なるため、思わぬ空白期間が生まれてしまう可能性があります。
また海外に出る際は、目的をはっきりさせておきましょう。「なんとなく海外に行ってみたい」という動機では、せっかくお金と時間をかけても実のある経験をできなくなってしまいます。
就活に有利な資格の勉強をする
退学後は多くの時間を確保できるので、就職に有利になる資格の勉強をしてもよいでしょう。簿記やMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、汎用性が高く人気の資格です。
ただし、一般的に資格取得には時間がかかります。就職活動を成功させる目的なら、費用対効果を考える必要があるでしょう。
また、企業によっては入社後に資格取得支援を行っている場合もあります。そのような企業では、テキストや受験料を負担してくれることがあります。必ずしも退学後すぐに資格を取得するべきかは、検討の余地があるでしょう。
社会に出る場合は?
大学を辞めた後、すぐに社会に出て経験を積みたいと思う人もいるでしょう。大学退学後に社会に出る場合の進路を三つ紹介します。
就職活動を始める
留学やほかの勉強をすることを考えていない場合は、就職することが一般的な進路でしょう。この場合、正社員を目指して就職活動をする人が多いでしょう。正社員はアルバイトと比べて雇用が安定していたり、待遇がよかったりするためです。
大学中退者が応募できるのは高卒以上の求人ですが、近年では学歴を問わない求人も増えています。
退学後にやりたいことがないからとフリーターを選ぶ人もいますが、あまりおすすめはできません。フリーターは年収が低めの上にスキルアップが難しいため、将来的に不安が残ってしまいます。
フリーランスとして働く
学生のうちから何らかのスキルを身に付けていれば、フリーランスとして独立するという選択肢もあります。例えば、プログラミングや動画編集は大学生でも習得でき、需要も高い仕事なので、その道で食べていく予定なら独立を考えてもよいでしょう。
しかし、大学を中退してからスキルを身に付けようとするのは、得策ではありません。スキルの習得は学生をやりながらでもできるためです。
まずは在学中にチャレンジしてみて、事業が軌道に乗って学業とてんびんにかける必要が出たときに、独立を考えるのがよいかもしれません。
インターンをする
インターンとは、一定期間企業において社員と同様に仕事を行う働き方です。インターンではアルバイトよりも実務経験を積むことができるため、後の就職活動においても有利に働くケースが多くなっています。
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