目次
1.ハタ釣り基本の仕掛け:ジグヘッドリグ
2.ハタ釣り基本の仕掛け:テキサスリグ
1.ハタ釣り基本の仕掛け:ジグヘッドリグ
初心者に一番おすすめの簡単リグ!
最初にご紹介するのは、シンプルで扱いやすいジグヘッドを使った仕掛けです。仕掛けの準備はジグヘッドにワームを刺すだけでOK、海中での状態をイメージしやすく、フッキングや操作性に優れた仕掛けでもあります。初心者の方がとりあえず2つ、という場合は、ジグヘッドリグと後述する直リグでOKです。
仕掛けの特徴としては他の仕掛けよりもやや中層寄り、着底~巻き上げを繰り返して上方向を意識したハタを狙うのに適しています。魚系がベイトになっている場合は特におすすめ!
海底の起伏をある程度スキップすることにはなりますが、スピードを出してやる気のある魚を手早くサーチできる仕掛けです!
ジグヘッドリグの仕掛けパーツをチェック!
ジグヘッドリグの仕掛けパーツはジグヘッドとワームの2つ。ハタの歯対策に大きめのスナップを組み合わせるとバッチリです。
ジグヘッドのタイプは根掛かりしにくいハタ釣り向け、他の仕掛けとの使い分けが明確になるストレートフックがおすすめ。ブレードを組み合わせてのスイミングパターンが高実績です!
仕掛けパーツ:ジグヘッド
ルーディーズ 根魚狩り J・H 25g-#4/0
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ジグヘッドはハタ釣り向け、スイミング向けのものが各メーカーから展開中。シンカーやフックの形状を工夫して、根掛かり低減を目指したものが人気です。ウェイトは港内の釣りであれば10g程度、磯の釣りであれば25g前後を用意しておくのがおすすめ。フックサイズはワームのサイズに合わせましょう。
ストレートフックのジグヘッドは底にべったり、という釣り方よりも流されつつ巻き上げるという使い方がメインになるので、少し軽めを選ぶのがおすすめです!
仕掛けパーツ:ワーム
ハタ喰い・魚子 4.0インチ
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ワームは3インチ~4インチのカーリーテール・シャッドテールワームがおすすめ。どちらもスイミングと相性がいいテールタイプで、中でも力強くアピールするシャッドテールが人気があります。
カラーはブルーシルバーとアカキンが人気!デイゲームメインなのでフラッシングの要素があって、アピール力の高いカラーを選んでおけばひとまずOKです!
ジグヘッドリグの釣り方!
釣り方はキャスト後着底、中層まで巻き上げてテンションフォールで再び着底と繰り返すのが基本です。どこまで巻き上げるか、どの程度のスピードで巻いてくるか、この2つの要素を調整して、当日ハタの反応がいいアクションパターンを探します。
まずはロッドを立てて1秒1回転で10回巻き、ボトムにつくまでテンションフォールと繰り返すパターンがおすすめ!キャスト方向を変えつつ、巻くスピードや巻く回数を調整してハタを探しましょう!
2.ハタ釣り基本の仕掛け:テキサスリグ
海草エリア・砂混じりの釣り場におすすめ
ボトム系のワーミングと言えばテキサスリグ!ビーフリーテキサスやフリーリグの登場で勢いは衰えつつあるリグですが、初心者の方にとっては扱いやすく、まだまだ出番を作れる仕掛けです。他のリグとどう使い分けるかが長所を活かすポイントになります。
テキサスリグは落下時に前方へスライド、障害物に乗るような軌道で落ちる仕掛けなので、砂地で小さな岩礁を探す釣りや海草が多い釣り場の釣りにおすすめ!定番のバレットシンカーは岩の隙間に食い込みやすい弱点がありますが、海藻系はしっかり抜けてきます!
テキサスリグの仕掛けパーツをチェック!
テキサスリグのパーツはワームとオフセットフック、バレットシンカーとビーズを使います。ハタ釣りではシンカーの形状選びにちょっとしたコツがあるので、テキサスリグから始める方はパーツ選びの項目を要チェックです!
仕掛けパーツ:オフセットフック
デコイ キロフック#2/0
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フックはスタンダードなオフセットフックでOK。ワームのサイズに合うものを選択しましょう。陸っぱりでは#1/0と#2/0の出番が多いです!
仕掛けパーツ:ワーム
キジハタグラブ 4インチ
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テキサスリグのワームはボトムの甲殻類を模したクロー系が人気。テキサスリグは巻き上げ、スイミングからのフォールという使い方にも適した仕掛けなので、甲殻類と小魚系両方をフォローできるグラブテールもアリです。
仕掛けパーツ:シンカー
ティクト ボトムコップ 徳用(6個) ステイタイプ 21g
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鉛製のバレットシンカーは変形しやすく、岩の隙間に対して細い側から入っていく形になるので岩礁地帯の釣りには不向き。ハタ釣りでは硬度が高く比重が小さいブラス製のバレットシンカーが人気です。ゴロタ浜や磯で使う場合はこのタイプを選択してみてください。
海藻・海草の上にのせるようなイメージで使う場合は、スタンダードな鉛のバレットシンカーでOKです。
仕掛けパーツ:ビーズ&ストッパー
ダイワ ノットガードビーズ HRF ブラック
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バレットシンカーがフックの結び目に食い込まないように、フックとシンカーの間にビーズを入れます。ビーズにはサイズがあるので、リーダーの太さに合うものを選択しましょう。
また、シンカーの前方にストッパーを入れて遊動範囲を制限する方法もあります。フックとシンカーの距離を調整しながら使いたい、という場合はストッパーも準備です!
テキサスリグの作り方!
テキサスリグの作り方はリーダーに順番にパーツを通してフックを結ぶだけ!使用する場合はまずストッパーを通し、シンカー、ビーズと通したらリーダーをオフセットフックに結びます。
オフセットフックはワームのセット方法がストレートフックと違うので、初めて触れる方はこちらも動画でチェックしておいてください!
テキサスリグの釣り方!
釣り方は着底を確認した後、ロッドを水平気味に構えて糸フケを取るところからスタート。ラインが張ったらロッドを60度程度の角度まで跳ね上げて仕掛けをジャンプさせます。後はロッドを水平気味の角度に戻しながら再度着底を待つ、この繰り返しが基本です。
根掛かりを感じたら強く引かず、ロッドでラインをゆすったりシンカーの動きを感じる程度のシェイクを与えてシンカーが外れるのを待ちましょう!