日本遺産となった酒どころ

(画像=『たびこふれ』より引用)
<臨場感あふれる展示 ©Kanmuri Yuki>
日本酒好きの方には、酒蔵巡りもおすすめです。灘には無料で見学可能な酒蔵が複数あり、どこもそれぞれ趣があります。上の写真の白鶴酒造資料館は、大正初期から昭和44年まで実際に使っていた酒蔵を利用して伝統的な酒造りの工程を説明しています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<伝統の酒造り ©Kanmuri Yuki>
また、古い技術だけでなく、現代のプロジェクト紹介も興味深いものです。例えば、白鶴社オリジナルの酒米「白鶴錦」の稲わらを用いて制作した畳の座り心地を試すコーナーなどもおかれています。利き酒のできる酒蔵も多く、売店にはお酒を使った化粧品やスイーツなども並びますから、お酒を飲まない人も楽しむことができます。
興味のある方は、ぜひ灘五郷酒造組合サイトなどを参考にしてください。ちなみに、阪神間では、伊丹も灘に並んで酒の名所として知られています。2020年には、伊丹と灘五郷が日本遺産に認定されたところです。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<白鶴酒造資料館入り口 ©Kanmuri Yuki>
白鶴酒造資料館
- 住所:兵庫県神戸市東灘区住吉南町4-5-5
- 開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
- 休館日:お盆・年末年始
- 入館料無料
続く「その2」では、御影郷の白嘉納家が設立した美術館や、阪神間モダニズムを代表する建築物を紹介します。
文・写真・冠ゆき/提供元・たびこふれ
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