目次
5. 裏磐梯ビジターセンターでは長靴・傘のレンタル可能
6. 五色沼湖沼群の見どころ
5. 裏磐梯ビジターセンターでは長靴・傘のレンタル可能
自然探勝路はアップダウンが少なく道幅も比較的広いため全体的に歩きやすいコースとなっていますが、むき出しの岩や木の根が多く雨が降ると大変滑りやすくなります。安全靴やトレッキングシューズでの散策が安心です。

ビジターセンター内では長靴、傘の貸し出しも行なっていますので、軽装で訪れても現地である程度対応することが可能です。
お天気は晴れがよいと思われがちですが、雨天時もデメリットばかりではありません。雨や靄により湖沼に反射する光の量や角度が変わることで、晴天の時とはまた違った色彩、姿を見ることができます。
6. 五色沼湖沼群の見どころ
準備ができたらいざ五色沼湖沼群へ! 各湖の見どころを周りやすい順番で回ってきましたので、見どころとともにレポートしていきます!
1.毘沙門沼(びしゃもんぬま)

ビジターセンターを出て一般駐車場を抜けると、湖沼群の中で最も大き「毘沙門沼」が現れます。小雨から薄曇りという天候でも、遠くの磐梯山がくっきり見えました。


沼に沿って順路を進むと、もう一つの展望スポットに到着。入口付近よりも少し青みがかった水面の様子を見ることができます。
毘沙門沼のみになりますが手漕ぎボートの貸し出しも行っています。

「見つけることができれば幸せになれる」という噂の「ハート模様の鯉」も探してみましょう!

2. 赤沼(あかぬま)

毘沙門沼とはうって変わって、絵の具のように濃い緑色が特徴的な「赤沼」。水そのものが赤いからではなく、周りの草木が赤褐色に見えることからそう呼ばれるようになったのだそう。少しずつ色付き始めた木々が秋の訪れを感じさせてくれます。

この辺りで唐突に現れる「熊に注意」の立て看板!観光客が多ければ遭遇する危険性も低いとは思いますが、念のためご注意を。
3. みどろ沼

先の二つの沼ともまた違う複雑な色彩を持つ「みどろ沼」。水深の浅い部分の褐色と淡い緑色のコントラストが特徴です。赤沼と同じく小さな沼ですが、散策路からの眺めは比較的良いので、微妙に変化する色あいを色々なアングルから探してみてください。
4. 竜沼(たつぬま)

写真からは全然分かりませんが......。うっそうとした木々のさらに奥まった所にあることに加え、倒木の多さから、まともに見られるのは冬季くらいでしょうか。ガイドブックでもあまり取りあげられていないので、五色沼の中でも幻の沼と言えるのかもしれません。
5. 弁天沼(べんてんぬま)

深い森の中を抜けた先で出会える開放的な空間!毘沙門沼に続く2番目に大きな沼「弁天沼」です。天気が良いと吾妻山系の稜線も見ることができるのだとか。

位置によってはこんなにもブルーに見えます!

順番待ちになることもありますが、展望デッキからの眺めも最高!
6. 瑠璃沼(るりぬま)

瑠璃色というと紫がかった鮮やかな青というイメージですが、どちらかと言えばエメラルドグリーンのような色合いに見える日も。ここにも展望デッキもあり、磐梯山を背景にした眺望を楽しむことができます。
7. 青沼(あおぬま)


その名の通り、五色沼の中で最も青い沼とされていて、自然が作り出したとは思えないその神秘の姿に思わず息をのみます。
よく見ると水はとても澄んでいて、角度によって光が反射し、色彩も微妙に変化していくのが分かります。五色沼の代表的な姿としてパンフレットや観光案内にもよく登場します。非常に美しく、宝石のようでもありました。
8. 柳沼(やなぎぬま)


探勝路の最後に待っているのが、五色沼の中でもひときわ透明度が高い「柳沼」です。色彩豊かだった他の沼とはまた違う凛々しさ、静けさを感じます。風が穏やかだったこともあり、木々が水面に反射し美しい景色を見せてくれました。