クロダイは身近にいる
都市部の河口付近では年中クロダイが泳いでいるのを見たことはないだろうか。クロダイは釣り番組などの影響で磯や波止で釣るもんだと認識されているが、河口にもたくさんいる。そしてその河口の際でエサを啄んでいる様子が見ることができる。また住宅街のど真ん中でも河口であれば大胆に群れで泳いでいることもある身近なターゲットであるため、河口付近に住んでいる方は歩いて釣りが可能だ。
河口に近い防波堤や港もよく釣れる場所なので、岸壁を覗いてクロダイが浮いていたりするのをチェックするといい。筆者はもっぱら河口付近の防波堤で釣ることが多いが本当によく釣れる。
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(画像=防波堤でも狙える(提供:TSURINEWSライター石田一聖)、『TSURINEWS』より引用)
エサは現場で調達可能
ヘチ釣りはなんと言ってもエサがタダの場合が多い。ヘチ釣りで使われるエサは釣具店に売っているオキアミや練り餌などの加工品ではなくクロダイが普段食べている物をエサにしている。その代表的なものがカラス貝、カニ、フジツボ。
この3つがヘチ釣りの主なエサで、カラス貝とフジツボは岸壁に着いているものを引っ掻いて取り、カニは近くのゴロタ石がある浜などに行きその石をひっくり返して取れる。岸壁などカラス貝が着いているか普段からチェックするといい。
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(画像=カラス貝と引っ掻き道具の写真(提供:TSURINEWSライター石田一聖)、『TSURINEWS』より引用)