6本バリ仕掛けパーフェクトも

この後、15時すぎくらいからが圧巻。手前までイワシが回ってくると、まず隣の初心者グループに鈴なりで釣れ始める。そのグループがかなりこまめにコマセを撒いていたこともあり、群れの足が止まっている様子。

横須賀海辺釣り公園で胴突き&サビキ釣り 時合いにイワシが入れ食いに
(画像=イワシの群れ(提供:週刊つりニュース関東版 東京・小谷友樹)、『TSURINEWS』より引用)

これ幸いと私たちも水面から1m弱程度のタナですぐにヒット。おこぼれにあずかる形で釣れ続く。

手前まで来た群れが居着いたのか、投げてオモリが落ちていくまでの間にヒットする状況が続き、毎投必ず多点掛け。1尾掛かったらテンションを張りながら上下させて6本バリすべてに魚が掛かるパーフェクトも。足元では大量の小魚で水面がわき立ち、まさにお祭り状態。

イワシの後方をサバっぽい影が追い回しているのも確認でき、隣の人が40cm級をキャッチしているのも目撃。

公園の入口から奥のほうまでそこかしこでイワシが釣れ続いていたが、後処理の都合から100尾くらい確保したところで、サビキ釣りは終了。

横須賀海辺釣り公園で胴突き&サビキ釣り 時合いにイワシが入れ食いに
(画像=イワシが鈴なり(提供:週刊つりニュース関東版 東京・小谷友樹)、『TSURINEWS』より引用)

イワシ爆釣に大満足

その後、雨が降り出した。小雨は耐えられる装備できていたが、想定していた以上の大雨になってしまい、17時半に納竿。まれに見る爆釣だったので、大満足。

後日、水中カメラで撮影した映像を確認すると、ベラやクロダイも映っていた。

横須賀海辺釣り公園で胴突き&サビキ釣り 時合いにイワシが入れ食いに
(画像=海底の様子(提供:週刊つりニュース関東版 東京・小谷友樹)、『TSURINEWS』より引用)

回遊魚待ちもいいが、魚種が多彩な釣り場なので、小物が釣れる仕掛けを持っていき、小さなアタリを楽しむのも一興。

持ち帰ったイワシはその日のうちに手開きしておき、翌日フライやつみれ揚げにしていただいた。

同公園は直近にあった釣具店が閉店してしまったため、エサは事前購入が必要。飲み物は自販機で購入できるが、食料はないので注意しよう。

<週刊つりニュース関東版 東京・小谷友樹/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
横須賀海辺つり公園

この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年7月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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